【トランプ政権】北朝鮮への軍事攻撃も選択肢 外交・経済圧力は「時間切れ近い」「ロスでの核兵器爆発」は阻止 米陸軍参謀総長が警告
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米陸軍のミリー参謀総長が7月27日、ワシントン市内の「ナショナル・プレスクラブ」で講演した話の内容。示唆に富んでいる。
「新たな大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の動きを見せる北朝鮮に外交・経済的圧力をかけて核放棄を迫る取り組みは時間切れに近づきつつある」
「仮に朝鮮半島で北朝鮮との戦争に突入すれば米軍と韓国軍は北朝鮮軍を全滅させることができるが、人命や社会基盤、経済にも甚大な被害が出る」
「朝鮮半島での戦争は悲惨だが、ロサンゼルスで(北朝鮮の)核兵器が爆発するのも悲惨だ」
「今後、北朝鮮の核保有を容認するにせよ、北朝鮮との軍事衝突に突入するにせよ、良い結果を生む選択肢は何一つない」
「非常に重大な結果を引き起こすことになるが、熟慮の末の決断を下さなくてはならない」
米国は軍事攻撃のいろいろなパターンを検討しているだろう。軍事部門への事前のサイバー攻撃なども含めて。