LIBOR代替金利、2021年末までに移行を=英金融行動監視機構
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米欧の中央銀行が金融政策の正常化の段階に入る中で、地味ですが大事な課題として、短期金融市場の機能の健全な回復が挙げられます
特に、金融危機後の規制強化によって担保ニーズが高まっている一方で、中央銀行が当面は大量の国債を抱え込んでいるだけに、担保不足の問題が当面深刻化するリスクも少なくなく、補完的な意味でも無担保市場の機能回復が望まれます
それだけに、当局の意向によってliborをかつてのような主役にしないのであれば、無担保取引の核となる場を早く整備する必要があるように思いますこの問題は、もう何年も検討されてますね。レポ金利で代替しようとか、OISを使おうとか。しかし、どれも一長一短があり、350兆ドルものデリバを中心とする指標金利であったLiborを代替するのは、かなり難しく、結局今でも、この瞬間もLiborをベースとした取引は生まれ続けている。これが現実なのだ。