パナソニックがイノベーションの“量産”に挑む--次の100年を担う“ヨコパナ”の仕組みとは
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注目のコメント
当時松下幸之助がそれを企業として初めてやった頃、「生産技術」は冷めた目があったに違いないんです。この技術はいまだに英訳が難しい日本語です。
生産技術とは:「設計の意図する価値を作り込み具現化する手段であるとともに、高度な技能を汎用性のある技術に変換する手段」
これをものづくりではなく、ことづくりで同じことをやりたいんです。それは間違いなく可能だと思います。
"「イノベーションの“量産化”というと違和感を感じる人がいると思うが、これが非常に重要な部分。パナソニックの創業者である松下幸之助氏は、世界で生産技術を研究し、量産化のフレームワークを提供した人物。パナソニックから生まれたこの資産や技術を伝播することでモノづくりの産業は支えられてきた。これと同じことをイノベーションで起こしたい」とその重要性を説いた。"タテでもヨコでもいい!
従来の事業部制、つまり縦割りの組織を「タテパナ」、これからの新しい横割り組織を「ヨコパナ」と呼んでいます。
さらに、タテパナは20世紀のアーキテクチャ、ヨコパナは次の100年のアーキテクチャと説明しています。
しかし、イノベーションを生むには、縦でも横でもどちらでもいい。そもそも100年も横割りを続けたら弊害が出ます。縦から横に変えて、しばらくは刺激があり、効果が出るかもしれませんが。
このようにカタチから入り、大々的にアピールする表面的な措置をとらなければならないこと自体が、イノベーションを生めない問題なのでは。個人個人の意識改革が必要ですね。