年10万人 なぜ介護離職に追い込まれるか - 絶対会社を辞めてはいけない
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医療のこともそうですが、介護のことも、いざ必要になってから情報を調べだしても遅い+誤った情報とかを信じてしまいがちなので、早い時期から意識をしておくことがとても大切です。が、日本では医療のことも介護のこともあまりに無知な人が多く、それが様々な不幸につながっています。経験した人は、みな「もっと早く知っておけばよかった」と痛烈に後悔するのに、その後悔がその場限りで、「経験の共有」をする仕組みがありません。
親や祖父母を介護するということがどういうことなのか、きちんと多くの人が知ることが大切。無知ほど怖いものはありませんよ。
定期的に地域向けに介護セミナーをやっていますが、臭い物に蓋をする観点から、考えたくはない近い将来の現実を見ようとしていない方が意外にも多いのは事実です。
誰しもが早かれ遅かれ通る道です。
まずは知ることから始めてくださいね。介護保険制度や利用方法について知らなくて独力でやろうと介護離職してしまう場合。在宅サービスを利用しているが、サービス量が少なく、足りない分を自分でせざる得ず介護離職する場合。在宅サービスを利用しているが、サービス以外の時間帯(夜や休みの日等)は結局自分でやるため、疲労の蓄積が溜まり仕事をフルでする余裕がなくなり、介護離職する場合。介護離職をしないで働くための一番の有効手段は施設入所だが、特養は数百人待ち、有料では予算オーバーのため、入所が出来ず介護離職せざる得ない場合。大体がこの辺りのパターン。これからはそれぞれのパターンに応じての対処方法の教育を企業が社員向けにやるのが必須になってくる時代になるだろう。