Pythonが2017年の覇権言語に - Rubyは12位に転落
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注目のコメント
注意して欲しいのは、用途によって適した言語が異なることです。競馬のようなサラブレッド同士の競争ではありません。乗用車とトラックのどちらが優れているか比較するのが無意味なように、用途を限定せずCとpythonのどちらがすぐれてるか論じるのは無意味です。
宇宙船などモノを動かすには、やはりpythonのようにインタープリタを動かす必要のある言語は敬遠されます。宇宙で使えるCPUは一般に性能が非常に限られるので余計にそうです。僕も手元のパソコンで何か処理するときは最近はよくpythonを使いますが、宇宙探査機に搭載するソフトは必ずCです。(++ではなくc)。ちなみにうちの内部ルールで、予期せぬエラーの原因になるので、動的メモリー割り当ての使用は禁止されています。
これからプログラミングを勉強する人には、pythonは入り口としてとても良いと思います。スペイン語を覚えたらイタリア語を覚えるのも簡単なように、一つのプログラミング言語の基本思想はどれも似ているので、いったんひとつを習得したら他の言語を習得するのはそれほど大変ではありません。
ところで高校の教科書は未だにBASICをやってるのかな、、、、あれはマジで意味ない。シンガポールで子供向けのコーディング教室を探すと、pythonのコースがほぼ必ず用意されてます。この週末にメイカーフェアがシンガポールサイエンスセンターで開催されており、昨日、見に行きましたが、pythonで作った作品を披露していた中高生もいました。
需要の高い言語を習得すると市場価値が上がると思いきや、そもそもエンジニアが全体的に人材難なので需要が低いニッチな言語でもエンジニアが少ないため市場価値が高かったりするので面白いですね。
また、Javaの業務経験があるけど得体が知れないエンジニアよりJavaは未経験だが同じ静的型付けのオブジェクト指向型言語で得体が知れているエンジニアのほうを優先する場合もあるので、言語だけ見るのは視野が低い。オブジェクト指向やデザインパターン、ドメインモデル設計やアーキテクチャなどが本当は大事です。気づいていない人も多いけど。