AI分野で最注目のスタートアップ「Clarifai」創業者、30歳の野望
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GoogleやFacebookの誘いを断って孤高奮闘されてる姿は素敵。Google VCが出資してるのも面白い。大手の潤沢なマシンやデータとの戦いで、どういう道を見つけるか注目。
「ズィーラーは2013年の11月にClarifaiを創業し、この分野で最も権威あるコンテストとされるImageNetに応募し、その実力を認められた。創業から数ヶ月の間、ズィーラーは一人でディープラーニング技術を磨き上げ、その技術を商用化可能なレベルに仕上げた。自室のサーバにクローラーを仕込み、ウェブ上の画像データを収集しアルゴリズムを鍛え上げた。」ImageNetという大量の画像のデータセットを使った有名なコンペがあります。2012年にディープラーニングを使ったモデル(AlexNet)が優勝したことで、ディープラーニングが急速に知れ渡るようになりました。その翌年の2013年に優勝したのがMatthew Zeilerのチームです。そのモデル(ZFNet)は論文として公開されていて、Convolutional Neural Network (CNN)の特徴を色々と可視化して調べている部分も面白いです。https://arxiv.org/abs/1311.2901
その後、VGG・GoogLeNet、ResNetなどもっと良いモデルが出てきています。ちなみにこのImageNetのコンペは2017年が最後になっていて、最近結果が公開されました。
マーク・ザッカーバーグから口説かれていたのは有名な話ですが、彼もトロント大でヒントンのところにいたことは知りませんでした。ヒントンの下で学んだ人で活躍している人多いです。
イケてるAIスタートアップは記事にもあったMetaMindのように大企業に買収されるパターンがほとんどですが、Clarifaiが今後どうなっていくのかも興味深いです。