若者が「自分らしさ」を易々と捨てるシンプルな理由
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コミュニケーションの問題が大きいと思います。例えば、若者がこだわる「タメ口」(だ、である調)はカジュアルというのは誤解です。強烈なコンテキスト依存、上下関係の厳しい規定力があり、距離を置くことのできない、従って社会性の欠落した欠陥言語と言っても過言ではないと思います。
分人関係の「政治性」は、『決壊』の主人公が悩んでいた問題。対等な関係の中で相互に影響し合い、分人化してゆくのが理想だが、支配的な他者(場所)に適応する形で分人化するケースもある。それが「空気を読む」類。
アイデンティティをどう捉えるか問題。自分らしさを求めてるのは30-40代以降というのは、他人との差異性で自分を規定する傾向ということかと。もちろん20代以下にもそういうのがないとは言わないが、もう少し「共感」だったり「嫌われないフィールグッド感」みたいなのを供えた自分であることを良しとしてる。