地元女性たちが運営する指宿市立図書館、クラウドファンディングで日本最高額の1000万円
ハフポスト
400Picks
コメント
注目のコメント
図書館の役割というものに、真摯に向き合っているからこそ地元の人のサポートも得られたんでしょう‼︎本や野菜、音楽家を乗せて走るブックカフェに出会ってみたい^ ^
連休最終日にいいお話でした。九州の南端にある鹿児島県指宿市の二つの市立図書館。指定管理者として図書館を運営するNPO法人「そらまめの会」が街に起こしたケミストリー。予算不足で存続が危ぶまれた図書館のために立ち上げたクラウドファンディングで1000万円を達成しました。
指宿図書館が開館したのは終戦直後1948(昭和23)年。当時の指宿町は戦争から帰還したものの職に就けない男たちあふれていた。失業者の雇用のためサツマイモ栽培を試みるものの、農業の専門的技術がなかったため黒斑病が蔓延してしまいます。そこで、鹿児島県の担当者が「農民図書館」をつくろうと動き、指宿図書館を開館。農業を学べる書籍を揃え、貸し出し、夜間に農業講座を開きました。積極的に学習会も開催し、農家の育成に尽力したのです。
指宿市民の生活と農業の安定を培った街の図書館を支えるため、さつま揚げ屋さんはさつま揚げを売って、農家は野菜を売って、寄付をしたそうです。
「そらまめの会」の皆さんの志と行動力に心を揺さぶられています。
https://readyfor.jp/projects/ibusuki-bookcafe