新着Pick
47Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
これで日本はロシア、インド、台湾、中国に次ぐ超音速対艦ミサイルの配備国になります。

アメリカやヨーロッパ諸国がこの手のミサイルを配備していない事でわかるように、実は超音速対艦ミサイルというのは、基本的には弱者の兵器です。

防空兵器で厚く守られた空母に対しては、対艦ミサイルは殆ど防がれてしまう為、遠距離からステルス性が高く、極高速度のミサイルによって、相手の迎撃体制が間に合わないうちに防空網を突破して、その運動エネルギーの威力で、一撃必殺を狙うという思想なのですね。

超音速対艦ミサイルは、通常ロケットエンジンで音速まで加速した後、空になった燃料タンクをそのまま燃焼室にして、ラムジェットエンジンを起動させるIRRという複雑な機構が必要で、必然的に大型化し、又炸薬の量も少なくなります。

日本の新型ミサイルXASM3は、ロシアのモスキートやインドのブラムスと比べ小型で、ステルス性や誘導性も非常に高く、新世代のミサイルにふさわしい高い性能を誇りますが(カタログスペックはマッハ3ですが、最高マッハ5でるとの話もあります)、それでも従来の93式空対艦誘導弾(ASM2)がF2に4発搭載できたのに対し、2発しか搭載できません。

恐らくこうした欠点を補う為、P1哨戒機の改造型をミサイルキャリアとして運用して、数を揃える方向でいくものと思われます。(因みに現状F35には搭載できません)

いずれにせよ、日本がアメリカより先に空対艦ミサイルの配備を決定したのは、それだけ中国の空母や最新艦艇群に脅威を感じているということであり、従来の防衛体制ではもはや中国に対抗できなくなりつつある証と言えるかもしれません。