夕張市破綻から10年「衝撃のその後」若者は去り、税金は上がり…
コメント
選択しているユーザー
破綻までの放漫財政を今更いってもしょうがない。
これからが問題です。
財務省は、この夕張市をみせしめにしてるようだが言語道断だ。
地方財政の仕組みを外し考えれば、財政再建の為、増税すれば人々は逃げるという事がわかったでしょう。増税すれば税収が増える所か、現役世代が去り人口が減り、今後の税収見込みも無くなるし、転入者もいないでしょう。
財政破綻のギリシャも一時再建の為、増税したが逆効果で今は、減税し税収が増えている。
国民の生命を守る地方自治体をいわば、見殺しに近い形でいじめぬいている、中央政府は、無責任と言わざるを得ない。
文科省ではないが、財務省の持ってる巨大な権限をどう打破するか、考えてほしい。
それと、この再建の為に負担しているのは、市民ですよ!これ、財務省の国民の借金がーのロジックに皆さん、まんまと乗せられてますけど。
行政の失敗をなぜ市民が負うのでしょうか、よく考えて下さい。
行政の失敗は、中央政府が国債などで引き受ければ済むでしょ。
日銀は、手段を選ばないと言ってます。地方債も購入できるはず。
見殺し落胆論で対岸の火事的思考より、できる手段がちゃんとあります。
注目のコメント
「人間関係を過度に重視する情緒主義や、強烈な使命感を抱く個人の突出を許容するシステムの存在が、失敗の主要な要因として指摘される」、「戦術の失敗は戦闘で補うことはできず、戦略の失敗は戦術で補うことはできない」。以上、『失敗の本質』からの引用です。
現場の奮闘には心底頭が下がる思いですが、構造的な失敗はオペレーションで解決しようがありません。こうした事例を繰り返さないためにも、情に流されず、自治体の存続の是非も含めた思い切った決断が必要ではないでしょうか。当事者に無理なのであれば、外からタオルを投げ込む必要もあるのではないかと。そうしないと、今の現役世代は子々孫々から恨まれ続けることになるでしょう。
過去の人口構造を前提にした地方自治のあり方は、兵站が完全に伸びきっています。夕張が財政破綻して260人いた職員が100人になったとき、いまのこの記事もそうだが、たいへんだ、たいへんだと騒ぐだけで、すぐどうするか、がなかった。そこで東京都の職員を2人派遣したら、それが呼び水となって他の自治体からの派遣が続いて当座の職員不足をしのいだ。東京都からは他にも短期派遣のグループもつくった。財政破綻とはどういうものか、東京都の職員の意識改革にもつながるからだ。
2人派遣した職員のうち鈴木君が残留し、市長になってくれた。そこで 東京都から課長級のベテランも送り込んだ。舛添時代に支援が途絶えた。小池知事になってから鈴木市長に会ってもらった。評論家的に言うよりすぐ何ができるかです。
鈴木市長は辛抱強く政府と交渉し、財政再建も新たなステージに入っています。人口減少社会では、夕張市のようなことがあちこちで発生するのではないか。起死回生の手を打とうとして失敗するとこうなってしまう。それでも、現状を維持できる可能性があると思うとギャンブルしてしまうのが、人間の特性。日本も国としてこういうことを挑んでいる。大学や企業も同じ。