この連載について
日本を代表する電機メーカーのパナソニックが来年、創業100年を迎える。「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助のつくった25万人企業が、生き残りをかけて挑む変革と自己破壊の現場を、NewsPicks編集部がレポートする。
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家電、住宅関連機器、車載機器、電子機器、FA機器等の開発、生産、販売、サービスを行う総合電機メーカー。アジア中心に米州、欧州等に海外展開。2022年4月から持株会社制へ移行。
時価総額
3.53 兆円
業績
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パナソニックを良く知る方々によれば、古巣パナソニックを退社しながら、役員クラスで戻ったのは「100年の歴史で初めて」とのこと。それだけ家電メーカーであるパナソニックが、いま物流や小売り、航空、自動車など、B2Bの法人向けソリューションビジネスへシフトしている証左と理解しています。
ちなみに樋口さんはハーバード留学時代、サントリーの新浪さんと同期でした。樋口さんがこれからどんな企業にトップ営業をかけていくのかも、期待しながら、パナソニックの大転換を取材します。
ある時期、日本のMBAホルダーのかなりの数がこのパターンだった。
海外駐在も含めて外を見てしまうと、どうしても社内が窮屈に見えて、実力主義の外資系でチャレンジしてみたくなる。
樋口さんの他と違うところは、「期待しているから会社の金で留学させたのに、辞めやがって」という会社や職場気持ちを、自ら「裏切り」という表現で認識している事だと思う。
外資系が長い方だが、日本企業のウェットさも理解できる人だと思う。
この考え方を持っている限りは、きっと社内からも受け入れられるし、今はまだ弾が少ないが、コネクテッドソリューションは間違いなくパナソニックの次の柱になる。
自社改革のみならずパートナーシップを駆使したダイナミックな経営ノウハウを、是非パナソニックに注入して頂きたい。
意思決定含めた組織の使い方や戦略の実行方法の違い、そして何よりも社内で使われているスキルの格差といった違いをうまく生かす事が出来ると思うので。
外資の方がグローバルに売る、組織を動かす、顧客をきちんと知る、という点についてはずっと先行している。
もっとも変革のために入れるということになるだろうから、トップポジションで入れないと意味はないですけれどね。
AVCの分析はまさにその通りなんでしょうけど、テレビがまだ主役の市場もあったりして、パナソニックはテレビを完全に諦めたわけではない。有機EL TVにだって挑戦はしている。
スマホにしてもインドで販売したりしてる。オリンピック向けにはシステム関連で様々な取り組みをしてるわけでしょう。そうした個々の苦闘奮戦は今後どうなっていくのかな?そこもまた非常に興味あります。
少なくとも「家まるごと」みたいな掛け声倒れの施策は打たないと思ってますけどね。
出戻りは誰だってなかなかハードル高く感じるものでしょうけど、外を知ってるからできた人脈もあるだろうし、知見も増えたでしょうからこれからの打ち手に期待ですね。
5/30の事業方針
https://www.panasonic.com/jp/corporate/ir/pdf/irday2017_cns_j.pdf
実装機部隊とか車載に行かされたりCNSに入れられたり、大変だよね…
アビオニクスの問題はどうなったんだろう?、
B2Bフォーカスも戦略としては極めて全う。ただ、コンシューマー側でイノベーションが進む領域も多い。どのような戦略で、コンシューマー側でのイノベーションの空白を埋めるのか。