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宇宙ごみ除去のVB、ANAなどから28億円資金調達

日本経済新聞
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    ケスラーシンドローム!


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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    【追記】その後、岡田さんとお話しして色々と納得しました。記事が若干ミスリーディングです。磁石で微小デブリを集めるのではなく、コンステレーションのデオービットに失敗した衛星(つまり大きなデブリ)を、1対1で除去するそう。その際の捕獲に磁石を使うとのことです。石松さんが言っていた事にだいぶ近い。これならば技術的にもビジネス的にもハードルはだいぶ下がると思います。「掃除」という言葉がミスリーディングですね。【追記終わり】

    岡田さん、おめでとうございます!

    以前に書いたように、デブリを吸着させて処理するというアプローチは僕は懐疑的です。とはいえ、まず最初に打ち上げるデブリ計測を目的とした衛星はとても重要だと思う。レーダーで追尾できないサイズのデブリの分布はわからないことが多い。まずはリスクの定量的な評価が必要。

    【追記】石松さんのコメントに非常に良い情報があるので、ここでまずそちらを読むことをお勧めします【追記終わり】

    なぜ、吸着による「宇宙掃除」に僕が懐疑的か。仮に、ある人工衛星がその周囲10メートルのデブリを吸着できるとする。たとえば高度400km-500kmの空間すべてを「お掃除」するためには、手元の計算で、地球を175億周する必要がある。たとえ人工衛星を1万基打ち上げても、1基あたり地球175万周、時間にして300年かかります。衛星のスケールに対して、地球のスケールが大きすぎることが、このアプローチの問題点です。さらに、記事にあるようにデブリは秒速何kmという速さで飛んでる。相対速度が相当遅いものでないかぎり、磁場をかけても軌道がほんの少し変わるだけで吸着できない。そして、吸着できるほど相対速度が遅いデブリは、その軌道には脅威にならない。だからこれが有効なデブリ対策になるとは、僕は納得できない。

    じゃあ「対策」はどうすればいいか。

    僕は、1にも2にもまず、デブリを「これ以上増やさない」ことが重要かつ有効と考えます。

    まず何よりも法整備。衛星が制御不能になる前のデオービットを義務付ける。これは技術的にもコスト的にも全く困難ではない。

    次にデブリを出さないための技術開発。例えば、衛星の分離の際には爆発物を仕込んだボルトを爆発させて分離する方法が主に用いられている。その破片がデブリになる。デブリが出ず、信頼性の高い分離機構を開発することなど。


  • NASA Jet Propulsion Laboratory Systems Engineer

    宇宙ゴミ除去という賛否両論ある微妙な分野でこれだけ資金を集めてこれる岡田さんの営業力はハンパない。どんな資料を見せてどんな営業をしているのか気になる。

    ※デブリに関しては、心配派も大丈夫派も、定量的な根拠なしに騒いでる方が多いように見受けられるので、僕の知識と意見を書いておきます。かなり長いコメントになってしまいました。。

    僕が見たことあるのは、NASA・JAXA等による地球低軌道デブリ数の推移シミュレーション。ミッション終了後のデオービット成功率90%、打ち上げは01~08年のデータをリピート(ちょっと古い)、爆発はなし、の仮定のもとで、数十~数百回のモンテカルロシミュレーションをしたもの。その条件でも10cm以上のデブリの数は緩やかに上昇していた。

    打ち上げ数は民間ロケットの登場や衛星インターネット用コンステレーション計画により01~08年の比じゃなくなる。90%の衛星が本当にデオービットしてくれるかどうか。数が増えると衝突率も指数関数的に上昇する。などなど考えると、対策ゼロではたぶんまずい。

    衝突警報はすでに週単位で出ていて、将来の衛星は絶え間ない衝突回避マヌーバで苦しむことになる、という話も聞く。

    ただし、小野くんが指摘するように、小さなデブリを磁石で回収してまわるアイデアがペイするかは、僕もちょっと懐疑的。

    高度と軌道傾斜角だけ見れば、デブリはいくつかのグループに分かれて集中しているとはいえ、ひとつの軌道の中でもあらゆる経度に分布しているわけで、除去衛星1基ライフサイクルあたり、どの程度の範囲をカバーできるかによってはペイしない。

    むしろ、たくさんの小さなデブリに接近するわけなので、衝突する危険も増え、自らがデブリとなってしまう「ミイラ取りがミイラになる」現象すら起こしかねない。

    デブリは増やさないことが肝心だけど、今後打ち上げを完全にストップしてもデブリの数は事故や衝突によって増え続けるそうなので、衝突確率の高い大きなデブリを除去するのが一番ペイする可能性が高いと僕は思っている。

    1000kg級の巨大デブリを年に5~10個除去できれば、とりあえず現状をキープできるというデータもある。でも今後打ち上げ数は増え続けるので、年5~10個程度では"現状キープ"とは行かないかもしれない。


  • M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

    興味深い。勉強不足でよく理解できていないが。

    事業の公益性は高く技術上のニーズはわかる。が、利益分配を目的とした営利事業となるのだろうか?

    何で儲けるか(収益源泉、ビジネスモデル)、それでなぜ儲かるか(経済的競争力)、競争力が継続するか(継続性)といったあたりが不明。

    つまり、経済的メリットを発見する、お金を払ってくれる「ユーザー」はいるのか?


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