拡大するASEAN観光市場、ネット予約プラットフォームの可能性
NewsPicks編集部
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7月に香港で行われたアジア最大級のスタートアップイベント「RISE」に参加しました。様々なスタートアップが出展していましたが、記事で取りあげたマレーシア発「ツアダーズ」は、IT化対応が進んでいない中小の優良業者と個人旅行者をつなぐサービスとしてユニークな着眼点でした。
ASEANの人たちの旅行スタイルは、スマホと格安航空の普及で低価格でモビリティが非常に上がりました。地元の文化体験型の旅行を好む傾向も強いと言われています。そうしたなか、強みのあるサービスを提供する旅行業者があっても、スマホ時代に対応していないことが課題。
ツアダーズのアプリを使ってみましたが、とても使いがってがよいと感じました。まだ創業1年ですが、これからどう成長するかが楽しみなサービスです。2012年から2016年、知っている限りのインドネシア人はツアーをあまり使っていなかった。ただ、団体旅行だとツアー会社を、使っても価格競争力が効くのか、むしろ、かなり安いものも沢山あった。
東南アジアは人件費が安いから、その辺りの環境が違う。タクシーなんかが最たる例で、1時間乗っても1000円ぐらいだった。ASEANの豊富な観光資源を、独自の切り口で魅力提言できる中小事業者層と、自分自身の価値観・選択眼で選びたい個人で選べる層が、新しいコミュニケーション・プラットフォームを通じて、市場形成される観光産業の厚みが増しますね