認知症介護家族に調査を実施! 約3割が「運転を止めてもやめてくれない」
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寿命が伸びることによるライフスタイルの受け入れ方などを学ぶ機会を学ばないといけない社会。お寺さんの役割だったのかもしれないが、自己実現というと簡単だけど、お金からやりがいの社会や生活に。
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総合内科で有名なとあるDrから伝え聞いた話です。
認知症患者の外来フォローは大事で、特に以下の項目を聞きなさいといわれているそうです(特にアメリカの家庭医療の大家の先生の教え)
①家族会議を必ず行う
②他の基礎疾患をコントロールする (DM,うつ病など、認知症状も改善するかも)
③安全な環境を確保する (車や自転車の運転をしていないか?)
④日常生活を規則正しく保つ (毎週別居の家族から電話させる、同じヘルパーさんが毎日来る)
⑤家族にADL をモニターしてもらう(自分でできる工夫はないか?服薬チェックボックスなどの使用)
⑥症状の急激な変化が起きたら、せん妄を疑い、急いで評価する
⑦介護者の負荷を評価する
ここにもやはり「安全な生活ができるように、車の運転避けるように」という話が出てきます。
その分、高齢者が家で引きこもらないように配慮、あるいは社会サービスの充実されることが前提ですが…
詳しくはここに↓
http://www.kaita-hospital.jp/learning-from-pittsburgh/002.html我が家でもまさに、高齢の家族が物損事故を何度か起こしたにもかかわらず、やめてくれず、本当に苦労しました。
電車の駅も歩いてすぐだし、電動自転車やタクシー券など、いろいろ代替手段を提案したのですが、そういう問題ではないんですよね。自分の力でどこにでも行けるという自由が奪われるわけで、一つずつできないことが増えていく中で、どうしても手放したくない気持ちもわかります。が、それでも人様に危害を加えることになるのはいやだったので、長期にわたるバトルの末、最近ようやくやめてくれました。
以前ピックした記事にあるように、「○歳以上は免許更新時に追試」というのが、一番合理的のように思います。ここの話は難しいですね。
介護現場にいる時も、よくご家族から相談を受けました。
現に高齢ドライバーは今まで運転してきた自負がありますからね。
中に「無事故無違反だから大丈夫だ!」と言った方もいます。
一つ言えることは、過去はそうでも確実に身体機能は低下しているという事実を認識していないこと。
そう言った意味でも年齢制限を設けた返還制度は必要かもしれません。
運転したい気持ちも分からなくもないですが、高齢ドライバーによって加害者になるリスクは減らしたいですね。