この連載について
40歳は不惑の年と言われるが、現実には惑うことばかりだ。体力は全盛期より衰え、育児や介護など家庭責任が重くのしかかる。仕事もいま現在は「働き盛り」だが、キャリア人生を山だとするなら、あと一山も二山も乗り越えなくてはいけない。ましてや人生100年時代の到来すると言われる。寿命が伸び、年金支給年齢も上がれば、健康寿命の70歳代まで働く時代が当たり前になるはず。となると、40歳はまだ長いキャリアの折り返し地点にも来ていない。では今後、第二、第三の働き盛りを作るためには? 「40歳=若さで勝負することも、貫録で勝負することも難しい年齢」がサバイブしていく方法を模索する。
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その上で、完全な健康体を維持し続けて、ある日突然ぽっくり死ぬことも難しい。平均寿命ほど健康寿命が伸びていないからこそ、個人として身体が衰えてもできる仕事を探すこと、社会として衰えた身体で働くことを支援してくれる技術をつくることの重要性が高まっているのでは。
それにしても、「多様性に富んだ人的ネットワークは、変身の基盤をつくり出す」というのは正しいけれど、社会のマジョリティが「多様性に富んだ人的ネットワーク」でポートフォリオ型で仕事をしているという姿は、グラットン氏のいるイギリスではイメージしやすいけれど、日本ではなんとなくイメージしづらいのはなぜだろう。
年金がスタートした1961年の時、受給開始60歳で、平均寿命が男性66歳、女性70歳。2015年では、受給開始65歳で、平均寿命が男性81歳、女性87歳です。
要するに、寿命まで8年分を支えればよかったのが、20年分支える必要がでてきているわけです。
一人あたりの年金支給額は減る方向になりますから、少なくとも70歳、できれば75歳頃まで元気に働き続けられるかが重要になります。「老後」とは75歳以降だと捉えなおすべきです。
しかし、途中の「資産運用で増やす」の部分で「毎年平均3%の運用益を確保できれば、60歳時に4000万円あれば老後資金6000万円は作れる・・・」とありますが、このご時世に確実に3%の運用利回りというのは何を想定しているのか。そこがどうにも引っかかってしまいました。
https://newspicks.com/news/2361530?ref=user_2112738
「専門職も、やがてマシンに取って代わられる」
https://newspicks.com/news/2358784?ref=user_2112738
という記事があった.エネルギーと食料は無料になるなら老後資金は要らないし,ロボット,AIに仕事を奪われるなら,そもそも資金をためることもできない.もちろん,記事に書かれている,1~5)は分かるのです.過去と現在の統計資料を外挿すれば正論なのでしょう.
しかしですね.我々の未来はどうなってしまうのでしょう.
AI,ロボット,インターネット,IoT,ブロックチェーン,自動運転,ドローン,ゲノム編集,ポスト資本主義,... 我々は個別の事柄に「ああだ」「こうだ」「将来は...」と講釈を垂れるのだが,それらが絡み合いながら徐々に我々の社会に浸透してきたときどうなるのか?どんな社会になるのか?という本当に知りたいことが分からない.例えば,「今後14年以内にエネルギーと食料は無料になる」のですか?じゃあその時の社会体制はどうなっているのでしょう? 我々は1日をどう過ごすようになるのか? 何を考えて生きているのか? 一生をどの様に送るのか? 最も重要なことで,本当に知りたいことが分からない.そもそも人間が苦手とするところ.もしそれを強引にしようとすると,途端に乱暴な議論になる.例えば,「【堀江×高城】「ヒューマン3.0」の時代が来る」
https://newspicks.com/news/2326613?ref=user_2112738
みたいに.
結局,我々は不確実な未来の中で,最も起きそうな最悪の事態を想定するしかないのかもしれない.私の専門で言うと,確率論的最適化,ロバスト最適化というやつです.この場合,最も起きそうな最悪の事態というのは,テクノロジー,社会状況を現在の状態で固定して,これらが大きく変化しない状況で寿命まで生きることを考えること.そうした記事がこれ.社会学や保険の専門家のコメントも正しい.
一方,逆張りで,テクノロジーが人間の全ての悩みを解決してくれると考えて,今を生きるのもありかもしれません.どの専門家も口が裂けてもそんなことは言わないが.
これには一定の理解ができる一方やはり、人間も動物ですので、寿命から逆算した年齢はある程度は意識すべきものとも言えます。
40歳は特定健診・特定保健指導がスタートし、健保の多くで付帯サービスにガン検診を付ける年齢でもあります。
身体面ではそれなりにメンテナンスが必要な時期にさしかかることも同時に意識していかなければならないと思います。
よくある嫁姑戦争も、姑が専業主婦で子育て以外何もやっていないと、自分の価値がなくなったように感じるので、孫に執着するようになる、という構図のように思うので、早いうちからボランティアやコミュニティ活動などに参加して、自分の居場所を作っておくのがよいと思います。
アメリカだと、その役割を果たしている中心的存在が教会なのですが、日本では何になるのでしょうか?
となるとここで「ライフシフト」でモデルとされる
>「インディペンデント・プロデューサー」(小さくても自分のビジネスを立ち上げ、企業と新しい形のパートナー関係を作る人)。そして、「ポートフォリオ・ワーカー」(複数の仕事や社会的立場を持ち、様々な活動を同時並行で行う人)
に当たるはずですが、マネタイズがうまくいっていない。
3人の小学生を育てており、70代半ばの両親とは少し離れて暮らしており、でまさしくこれから怒涛の教育介護問題が出てくるという事になります。
カボチャを収穫しながら
ここ2,3年で別のフェーズに行かないとなと若干焦る朝であります。