アサヒ、中国飲料会社株を売却=687億円、欧州事業優先
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注目のコメント
康師傳との合弁解消といえば、カルビーも記憶に新しいですね。
康師傳や統一、旺旺等、中国で早期に展開し「値ごろ感」「高配架率」で市場を制覇してきた台湾企業間は苦境が続いているように見えます。EC化の進展と消費者の成熟化に対応するためには、康師傳は必ずしも良いパートナーではなさそうです。是枝さんのコメントにある通り、かつては小売において中国本土においても康師傳や統一、旺旺等がかなりの勢力でしたが、少しずつ状況が変わってきている様子。
EC化というか、小売・流通におけるテクノロジーの活用に苦戦している気がしますね。アサヒだけでなく、ここ数年、カルビーなど食品メーカーが康師傳との提携解消が進んでいます。
もともとこうした食品メーカーは、伊藤忠商事とのタッグで康師傳と提携をしました。しかし、伊藤忠商事がタイのCPと中国のCITICと中国を攻略することを決めたことにより、康師傳の親会社である頂新グループの株を放出しました。
その結果、食品メーカーも康師傳から離れているということだと思います。