みずほFG:世界の再生エネルギー融資で猛追、国内案件が寄与-上期
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日本の再生可能エネルギー融資、特に太陽光は、固定価格買取制度(FIT)に基づくもので、FIT期間20年間のキャッシュフローは安定し、予見可能性が高いです。安定的で長いファイナンスを、アセットのポートフォリオに組み入れたい投資家(= 貸し手)は多いです。
日本では、
①貸出先のない地銀(預貸率6-7割)は国債よりずっとマシの精神で低スプレッド(Timor + 50-100bps)かつ長期(15-20年間)の貸し手となっており、
②再エネ融資は期間が15-20年間であり最近はデュレーションの長い投資先(= アセット)を求める生命保険会社も融資します。
なお、地銀・生命保険会社は、融資団(シンジケーション)に参加することはできても、一般論としてプロジェクトファイナンスを1から組成する能力はないこのが多いので、プロジェクトファイナンスのアレンジャーが必要です。このアレンジャー業務分野にらみずほ銀行は早期からコミットして展開しています。みずほにとり、産業界への超長期のファイナンスは、日本興業銀行(IBJ)から続く伝統で負けられません