日本のヤフーが1996年開始のディレクトリ検索を終了へ、時代の変遷を象徴するニュースだ
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注目のコメント
まだあったのか。。。
ディレクトリへの思い出はつきませんが、営業時代テレアポで、「Yahoo!にサイトを登録してませんよね?登録代行します」というぶっ刺さるトークがありました。
※確か登録代行料50,000円。自分で登録すると無料ですが、審査期間が読めないのと、NGの場合、なぜダメなのかフィードバックがなかったような記憶です。独占ではありませんでしたけど、そんなサービスどこもやってなかったですね。今、サイトを新しく作ると、サイトマップというファイルを作って、Google(と念のためBing)に送り、クローラーというロボットに定期的に来てもらうようにするが、昔はYahoo!のディレクトリに登録していた。Yahoo!に登録できたというのが、一人前のサイトの証だった。
ディレクトリは確かにある用途には使えるものの、情報検索の難しさである「分類」が課題だった。つまり、自分のサイトはYahoo!の分類のAでもあればBでもあるという場合、どちらで登録すれば良いのか。また、利用者視点では別に分類されるかもしれない。検索エンジンはそれを自然言語処理的に解釈する(それが全てではないが)。
つまり、ディレクトリが廃れたのは、そのカバレッジ(量)という問題とともに、一見わかりやすそうな「分類」が必ずしもわかりやすくないというためである。
図書館を例にすればわかりやすいであろう。書籍そのものは分類可能(それでも先ほどの2つ以上の分類でどちらか迷うという問題は生じる)だが、人は書籍の中の内容に辿り着きたいことも多い。この場合、書籍としての分類では不可能だ。ましてや、サイトは書籍よりも中身がばらばらだ。
もし、ディレクトリ2,0なるものが出てくるとしたら、タグのような形でサイトにたどり着けるようにするとともに、結局はページの内容でも分類することになるのだろう。こういう時に思うのだが、AIで代替して、より高精度にできないのか疑問がある
このサービス自体、かなり忘れられていて、利用頻度が低かったからやめたのだと思うが、未だにネットの情報が多過ぎて、ディレクトリのようなサービスの需要はまだまだあると思う
ここをやめてしまうと、googleと比較した時に、ポータルとしてのYahoo!らしさが失われるという見方があってもいいのてはないか?