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前場TPXマイナスながら日銀ETF買いは見送った模様(クロス証跡無し)。チャートは相場がやや弱い事を示唆するローソク足の上影陽線(上ヒゲ陽線)、転換示唆でもあり注意要か。為替動向から海外勢のアジア株引き揚げ感も。
新興市場JQも活況ながら大きく反落。6月権利落ちで個人投資家は一斉手仕舞(売買供に建玉急減)。明日以降再び閑散相場となってしまいそうな懸念。
日経平均株価、TOPIXともに4営業日ぶり反落。東証1部騰落銘柄数は値上がり503/値下がり1,383と売り優勢。業種別では上昇16業種/下落17業種。銀行業、鉄鋼、鉱業が高く、その他製品、ゴム製品、電気機器が安い。東証1部売買高は19.2億株。東証1部売買代金は2.4兆円と2営業日連続で2兆円超。

為替、ドル円は円売り優勢。午前から午後にかけて112.0-112.2円のレンジでのもみ合いに終始。

日経平均は寄り付き20,149.20円、前日比-75.89円。前場寄り直後から下げ幅を縮小。前場中頃に昨日終値に迫る日中高値20,224.30円(10:14)。その後は一転して後場寄り直後まで下げ幅を拡大。以降大引け手前まで20,160円付近でもみ合った後、一段安となり、ほぼ安値引けとなる日中安値20,110.49円(14:59)。終値は20,130.41円、前日比-94.68円。