国際宇宙ステーション、部品の老朽化が深刻な問題に:「予期せぬ船外活動」の舞台裏に迫った
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本当の問題は老朽化じゃない。ちゃんとメンテすればいいだけ。本当の問題は、メンテナンスを宇宙飛行士がやってること。
これは本来はロボットがやるべき仕事。船外活動とか宇宙遊泳って聞くとかっこいいし、宇宙飛行士の仕事の花形のようにも思えるけど、やってることは単純労働です。しかも宇宙遊泳は非常にリスクがたかく、時間もかかるからコストが高い。遠隔操作でいいので、こういうメンテナンスはロボットに代替させるべきなのだが、その研究に十分な投資がされていない。世界記録なんて言ってる場合じゃない。一刻もはやく、こういう危険な単純労働から宇宙飛行士を解放するべきなのだ。
宇宙ステーションで最も高価なリソースは何か?宇宙飛行士の時間です。こうして6人しかいない宇宙飛行士の貴重な時間がメンテナンスに割かれ、本来の目的である科学実験に時間を避けない。頭脳労働の時間が単純労働に食われてる。それが真の問題。しかも何百人もの地上クルーがヒューストンや筑波からサポートしてもこうなる。
火星行きの船では通信が往復最大40分かかるので、地上スタッフはリアルタイムでサポートできない。船をたった4人ないし6人のクルーでメンテし操縦できるのか?これが非常に大きな課題。いうまでもなく、その解決方はロボットとAIによる自動化だが、やはりその研究に十分な投資がなされていない。
幸運なことに、まだ宇宙遊泳で深刻な事故は起きていない。だから逆にロボットによる代替の必要性が認識されていないとも言える。創る者がいれば、直す/治す者も必要になり、壊すものも求められるようになる。
宇宙ビジネスにおいても同じだろう。
むしろ「創る」に皆の目が向いている時こそ、それ以外のアクターの準備が重要になるように思う。