「ファッションショーはもはや広告でしかない」ゴルチエが語る、ファッション産業の今
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注目のコメント
ファッションウィークに参加するのがずっと夢だった。シャネルのツーピースにビンテージアクセサリーでロックに着こなして、ブランドの世界に浸って、、
確かに現状のファッションショーは、"See Now, Buy Now"に代表されるように、これまで愛されてきたアートとしての洋服よりも、商品としての洋服を魅せることが前提化されているような気がします。
それでも去年のNYFWを振り返れば、
TOMMY×GiGiのように型にはまらずエクスペリエンスをうみだしたブランドもあれば、
多様なモデルを使って社会的に強くて美しいメッセージを打ち出したブランドもありました。
それは、
ブランドのものづくりを尊ぶ人のために、そしてそんな人を増やすために、ブランドと参加者の距離をどこまでも近づけていけるということ。
最先端のテクノロジーを使うことで国境を越えて生の世界観を届けうるということ。
ものづくりを本当に愛しているからこそ、ブランドはショーで社会的責任を果たすことだってできるということ。
ブランドによってファッションショーというものの捉え方は様々です。そして大きな傾向として広告化していることも事実です。
ただ、時代に合わせて捉え方を変えることでもっとファッションの価値を高めあえる可能性ははてしないと思います。
だから洋服が好きなんだろう。