英語の歴史を変えたエミネム
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ちょうどEminemが"Slim Shady"とかのバリバリの時にミシガンに留学していた。
日本にいると、ミシガンの音楽といえば"モータウン、デトロイトテクノ、(その頃の流行で)ホワイトストライプス!”みたいなイメージだったのだが、実際に足を運ぶと、学校でみんなが聞いていたのは、ほぼヒップホップで黒人だけではなく、白人もヒスパニックもEminem, D12, 50Centsとかのオラオラしたヒップホップが流れていた。
ちなみにEminem(エミネム)というのは、日本でも売られているチョコの"m&m"の発音をもじっているというのも、一緒に住んでいたアメリカ人に聞いたのだが、彼らになぜEminemは一気にヒップホップアイコンになった理由を聞いても、実際のところよくわからない。
もちろんセンスの塊だし、適度にワルだし、成り上がりだし、でも努力家でめちゃくちゃ勉強してるし、子供を溺愛してるし。
彼がスターダムにのし上がる要素はたくさんあるんだけれど、すでにヒップホップが定着していて、MTVどころか、Napstarやインターネットのストリーミングメディアが盛り上がってきて、簡単に音楽にアクセスできるようになってきたところをDrDreがEminemをうまくフックアップしたのかなあと思う。
ちなみにミシガンでWhite Stripesを聞いている人は、いわゆる文化人や高学歴、ファッショナブルか、もしくはオタク要素が強い人だった。
なんだ、地元ミシガンでも日本とリスナー層が同じじゃないか、と思った記憶がある。エミネムは偉大です。去年の米大統領選挙、民主党大会での演説前にオバマ大統領は、バックステージでLose Yourselfを聴いてパンプアップしてましたね(President Obama Got Hype for His Convention Speech With Eminem's 'Lose Yourself':http://time.com/4441979/dnc-democratic-convention-president-obama-eminem/)。
色々こじらせた高校時代、ハンドルネームStanで掲示板に書き込みしたり、HotmailのアドレスにSlimShadyって入れてたりしてたことを思い出して、少し恥ずかしくなりました(笑)でも、Stanはほんと曲もストーリーも良くできてますよね。死ぬほど聞いた