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小林麻央さん逝去に がん専門医が思うこと(中山祐次郎)

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コメント


注目のコメント

  • 株式会社oneself. 代表取締役(産業医)

    総合トップ欄ではご本人逝去のニュースが現在1000Pick超えですが、NPもある意味メディアですので個人的にはそのニュースをPickする気になれず況してやマスコミ等の静観を望む旨のコメントなどできませんでした。そして、医師として専門的なコメントをするのもあのニュースでは正直なところ憚れた次第です(そんな自分のコメントに対していいねが付くことも抵抗がありました)。

    そのような中、中山先生の本稿は本当に多くの方にこのタイミングで読んでいただきたいと思います。とはいえ、やはり統計は統計で、バラツキはあるものの公表されている生存率から大きく外れることは決して一般的ではないという現実もまた真なりです。また、理屈では分かっていても感情を制御できないことはある意味当然で、やはり死は残酷なもの悲惨なものではないと言えば嘘になるかもしれません(医療職ですら身近の大切な人が亡くなる際は取り乱したりするものです)。

    癌に限らず疾病には「予防」という側面と「受容」という側面があります。やはり防げるものは防げた方が良いのですが、どんなに予防をしたところで時に疾病は無慈悲にも襲い掛かります。疾病を受容するまでのプロセスは本人も周囲も本当に苦しいものですが、様々な恐怖や葛藤と戦いながらも疾病を受容され前向きに生きる手助けができれば、職業柄としては特に仕事と疾病の両立支援へもっと介入していければと改めて感じた次第です。

    【追記】

    Nao Mさんや戸田さんなど皆さんのコメントが大変考えさせられます。特に安楽死について(自殺という意味では死のコントロール権は既にあります)。

    また、医は仁術でもあると同時に科学でもあります。思慮深く寄り添うだけが医師の仕事というわけでもありません。言葉の微妙な言い回しに落ち度はあるかもしれませんし若干ポジトークかもしれませんが、私は信用できないとまでは言い切れません。

    最も、医療訴訟に発展するケースの発端は科学ではなく仁術の部分だったりします。その点、下記リーガルハイというドラマでの一節は大変考えさせられるものです。

    ※音が出ます

    http://youtu.be/vd3BM1iVgNc


  • 製造業 チーフエンジニア

    先週、父を大腸がんで亡くしました。(正確にはその転移とかに伴う腎不全)
    ラストシーンへの誤解?父の最期は緩和ケアでしたが穏やかだったとは思えません。激しくのたうちまわったりということはありませんでしたが、痛みと戦い悶絶し、モルヒネも効かず、まだ生きたいという意思がありながら、二度と目を覚ますことのないであろう睡眠作用のある鎮静剤を受け入れ、苦しくても体を動かすこともできず、痰を喉にためて苦しそうに呼吸をしながら、血圧が下がり、息を引き取っていく姿は、凄惨と思わせるに十分な姿でした。
    私は、動揺しなくていいとか、不安に思わなくていいとか、穏やかだとか、程度は人それぞれとか、気休めの言葉で惑わすべきではないと思う。この医師はあまりにも多くの患者を診過ぎて、なにかに慣れて麻痺してしまっているのではないだろうか。こんなものは詭弁だ。死はどんな形であれ悲惨で不安なものである。目を背けてはいけない。死は辛い。苦しい。哀しい。だからこそ、残された時間でお互いのために精一杯何ができるか、それを考えて決めるのは本人とその家族だ。医師はそこに不要なバイアスをかけるべきではない。

    追記
    父は末期にこう言いました。「抗ガン剤なんてやらなければよかった」。別の病でほとんど盲目だった父の唯一の楽しみは食と酒でしたが、この楽しみは抗ガン剤を始めてすぐに失われてしまいました。副作用で、食欲がわかず、酒を飲むと辛くなるので飲めなくなりました。全身の倦怠感と手足の痺れで、何かをしたいとかどこかへ行きたいいう気力も失われました。抗ガン剤をやめる直前では、衰弱し、何も食べられず、夜は便意のために2時間に1度は起き、辛い体に鞭を打ってトイレに行くような状態でした。これだけ頑張ってるんだから1年以上は持つよなあ、と本人は期待していましたが、1年も持ちませんでした。母は、心労で倒れ、救急車で運ばれたこともありました。精神安定剤がないと眠れなくなりました。不安を煽るのは好きではありませんが、これもまた事実です。悲惨なラストシーンはあります。私は、楽観的に構えて「こんなはずじゃなかった」となる人ができるだけ減ってほしいと願います。やり直しはできないのです。


  • 永代囲碁塾株式会社 代表取締役

    こういう議論では必ず反対派のほうが声が大きくなります。うまくいかなかった側が感情的になり、前へ前へ出てくるのです。
    逆にうまくいった側はうまくいかなかった側に配慮してあまり出てこない。

    コメントではなくて、アンケートにすると分かりやすいと思います。1人の声の大きさとは関係ないものが出てきます。

    ただし、この件に関しては誰が正しいかと言うと、皆が正論なのです。人それぞれに立場が違います。気持ちを分かれ!と言っても、逆にその人は相手の気持ちを分からないものです。同じ事なんです。

    ある種、正解がない議論ほど難しいものはありません。感情は人間にとって必要なものなので、どこまで考慮するかは人それぞれですよね。とても難しい問題です。


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