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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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サッシャさん、寺岡さんとともに、楽しい10分間を過ごさせていただきました。

でも、生放送は出たとこ勝負なので、やはり難しいというのが正直な感想。サッシャさんがどんな話題を振ってくるのか想像もつきません。

それと、普段レポートを書くときは経済の専門用語を使えるので楽ですが、ラジオだと聞き取りやすくて平易な日本語で話さないとダメなので、これが意外と大変でした。

最後に言いたかったのは、高水準のサービスを提供してるのに、それに見合った価格を付けていないから、需要が殺到してしまう。世界に誇る京都なんだから、もっと自信を持って値上げしましょう、ということ。

話すチャンスがなかったので、この場を借りて付け加えさせていただきます。
同意で、更に言えばその本質は以下だと思います。

周辺アジア各国が豊かになったとは言え彼らは安くなければ”爆”がつくまで買わいません。中国からの越境ECが1兆円突破と報道がありましたがそれなどもう価格アビトラだと思います。
つまりは、憂うべきレベルの深刻なデフレだと思います。

おむつが買い占められて困るなら何故値上げや増産しないのか?
山崎のボトルはなぜどこに行っても品切れとか1人1本までなのか。
銀座の某かばん屋さんが外国人に有名なのは何故か。格安巨大スーツケースを売ってるから。それを持ってデパートではなくてドラッグストアに行きパンパンに詰め込んで帰国する。

需要供給による価格決定という中学生で習ったミクロ経済の基本がなぜ働かずコッチコチに下方硬直してるのか。
ひとえに将来悲観だろうと思います。
企業も個人も、今日より明日が悪くなる前提の社会、だから給料も物価も上がらない、でなければマイナス金利で黒字なのに投資せずしこたま内部留保したり、若者は海外旅行も車も買わず、中高年は何千万も貯金を溜め込んで平均寿命を向かえる説明がつかない。

社会の成長コンセンサス、これをどう醸成するかに尽きると思います。
個人的には価格を上げることで来る人を減らすというのはちょっと難しいかなと思います
京都に殺到してしまうことに問題があるはずですから
他の街などをプロモーションすべきではないでしょうか?
日本のトラベルガイドにKyotoと大きく書かれてページが割かれているででょうから
そこにNara、Himejiなどをもっと並列に載せるなどすることもありかもしれません
観光客は増やしたいけど、京都市民があまりにも生活が窮屈では困ってしまいます
こういうことこそITを積極活用してほしいなと願うのみ
そこが難しいところで、訪日外国人の価格選好の度合いとか、SNSでの情報共有というのを甘く見ては駄目だと思います。下手な上げ方をしたら、まず叩かれ、嫌われ、回避されることにもなりかねません。

国全体として、現状の2700万から4000万へと、更に受け入れを増やす計画もある中では、他のディスティネーションの魅力度を上げて分散していくしかないのではと思います。
もう一部で始まっていますが、単純に価格メカニズムで解決しようとすると、いろんなものが高くなるんです。家賃も、外食も、交通費も、観光客価格になっていってしまって(地元の人は)暮らしづらくなる。ワンルームマンションがホテルになったとこもありますし、セカンドハウス需要や民泊需要に引っ張られてマンション価格や家賃の相場も上がりました。すると、税金まで上がってしまう。

二重価格にすると、公的機関はまだしもホテルや店などの民間は単価の高い外国人客を呼び込んだ方が特になります。実際いま京都市内のホテルは予約が早く、長期滞在の多い外国人客でどんどん埋まっています。そして外国人依存になって、どーんと円高になったら、どうなるんでしょう。

価格メカニズムという意味でひとつあり得るのは、観光税でしょうか。京都市が検討中です。ところが、観光の間口を狭める政策を余りやると、観光業界からクレームが出るんです。一部の業者はこのブームを一過性だと思っていて、多少オーバーフローしたって、今が稼ぎどきなんだからいいじゃないか、というわけです。

もう遅いですが、数値目標ばかりめざして観光客を急増させるやり方には反対です。でも、こうなってしまったので、各地の観光地に分散させる方策を考えた方がいいでしょう。あとは、観光で食っていくというコンセンサスを形成していくこと。観光業はいろんな要因で業況が変動するので、長い目でしたたかにつきあっていかないと、各地に負の遺産を残すだけということになりかねません。
この連載について
プロピッカーが人気番組『STEP ONE』に出演し、気になるニュースやトピックスを専門的な視点で読み解きます。毎週木曜10:10〜OA中。