高学歴女子はなぜ今、あえて一般職なのか
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女性活躍、ダイバーシティに関心がある方、必読。一般職を選ぶ高学歴女性は「超現実主義」、幸せな総合職像が見えないという指摘は正しい。
人事制度や政策はいろいろ出ている一方、文化の変化が遅すぎる。
私は主婦家庭で育ち「産んだら辞めるんだろうな」と思いつつ就職し、たまたま運よく就労継続できました。第一子産休で少し時間ができ、読んだCREAで初めて妊孕率のグラフを見ました。無知すぎたゆえに偶然の道を歩けた、だけ。
学生時代から情報を集め、就労継続と家族形成意欲が高い女性の適応戦略が、この記事のようになるのはうなずけます。企業や政策作る人にぜひ知ってほしい。今、歯科大は女子の割合を増やしているそうです。なぜか、女性の活躍の推進、ではありません。
歯科大の定員を減らさないまま、歯科医師を減らすためです。つまり、女性は資格をとっても仕事をやめる人が多いのです。
弁護士も、せっかく資格を取っても、女性は就職で差別を受けたり、夫の転勤等で登録抹消せざるを得なくなる人もいたり…。
大企業で福利厚生もしっかりしているメリットは非常に大きいです。
また、私の周りのキャリアウーマン達は、辞められるもんなら辞めたい、そんなにずっと働きたくない、という人も多いです。
今の若い世代は、むしろ専業主婦願望が強いと実感します。
息子が入部した医学部サッカー部は、新入部員8人に対し、新女子マネ7人だそうです。女子マネは全員同じ学校の他学部生ですが、私立トップ校でこんな感じ(ちなみに、洗濯は女子マネでなく、部員一年生の仕事で、一年生全員、なんかおかしい、と文句タラタラ)。
突出した能力、恵まれた環境かない限り、高学歴でも働きにくい世の中で、女性には専業主婦ないし緩い働き方でもOKという選択肢がある以上(男性にも選択肢はあるとはいえ、現状ではなかなか難しい)、あくせく働くよりはそちらを目指す流れは、当然といえば当然でしょう。高学歴(勉強ができる)なのと、リーダーとしてビジネスを確保して仕上げていくのは、全く違います。勉強ができても受け身な性格で、独自の付加価値を長期的に再現性の高い形で提供できそうにないのなら、コモディティのアシスタント職(一般職)にて、堅実な暮らしを目指すのは当人にとり良い作戦だと思います。
もちろんこれは女性に限らず男性でも同じです(アメリカでは男性のアシスタント職もいる)