太陽電池メーカーは消えるのか
電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)|電子デバイス新潮流~専門記者の最前線レポート
93Picks
コメント
注目のコメント
誰もが日本の太陽電池メーカーの成功を信じて疑わなかった10年前とは打って変わって、今では日本企業の太陽電池事業はサイズ的にも存在感的にも見る影もない。
半導体、液晶パネル、太陽電池、携帯電話、液晶テレビ、と全ての分野においてスケール化に失敗し、大規模産業をぶん回す存在になれなかった日本の電機メーカー。JDI、東芝、ソニー、シャープなどわずかに残るこれらの事業もまだまだ激しい国際競争のただなかにいる。
こうした事業で勝ち続けるのは難しく、毎年先頭走者が変わる生き馬の目を抜くような市場。
別段、電機だけでなく、どんな市場でもこういった競争はあるはずなので、何かの壁がやっぱりあるんだろうなあ。。。記事に出てくるアジア勢の太陽光パネルは、生産体制や品質の分析の上で、弊社でも導入しています。アジア勢の太陽光パネルは、性能でもコストでも非常に競争力が高いです。
> 「時は流れて16年。トップのJinko Solarの出荷量は6.6GWに達しており、Canadian Solar、JA Solar、Hanwha Q CELLSも4~5GWの出荷を果たした。1GW前後の出荷で足踏みする日本勢は完全に周回遅れとなっており、しかもその差は広がるばかりだ。」太陽光発電事業は導入時点で、短距離走のようなビジネスだった。
国の支援である補助金や売電のインセンティブが年々悪くなる事が事前にわかっており、短期売り切り商品と位置づけ売り急いだ。
市場を短命にした要因は、節操なしのチャネル拡大。
量販店から訪問販売、ネット販売まで一気に拡大。
当然価格コントロールができないとで、短期間で安売り競争が始まり、薄利多売なビジネスになった。