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キーエンス
営業利益率は50%を上回って推移。
代理店を通さずに直販することによる販売力、コンサルティングの付加価値、製品の企画・開発力に強み。従業員一人当たり売上高の高さが同業他社の2~3倍。
→ニーズ収集、コンサルティングによる課題解決、商品開発への反映が一貫しているのでしょう。

じげん
豊富な求人案件データベースとユーザーの行動データベースをもとに、機械学習を活用したマッチングテクノロジーを最大の競争優位。コンバージョン率の高さによって高い手数料を確保。大手メディアとの強固な関係性が参入障壁。
→営業利益増加率と営業利益率、ROEの3指標すべてを25%以上を目指すには、機械学習とディープラーニングの力をさらに活用するのでしょう

レノバ
環境・エネルギー分野の調査・コンサルティング事業経験が豊富であり、開発プロジェクトの統括に強み。また、開発プロジェクトの各プロセスにおいて社内に専門家を有するために、内製化による付加価値の創造と収益性を高めることにつなげている。同社によると、立地条件やFIT(フィードインタリフ:電力の固定価格買取制度)単価の高い開発案件への取り組みも成果
→ FIT買取価格の低下、太陽光発電施設の開発の減少、風力、バイオマス発電等新たな再生可能エネルギーの収益化が鍵ですね。各社とも苦労されているようですし。

事例にあげていただいた、3社とも独自の強みを発揮して、何より他社が真似できない水準で、価値を創出しており、今後も注目ですね。
営業利益率は業界構造やビジネスモデルによって大きく差が出る部分です。
業界ごとの数値をみるだけでもおもしろいと思います。
医薬品は非常に高い利益率ですが、開発の成功確率は1/10000ともいわれるくらいですし、ベンチャーであれば数年~10年くらい赤字を覚悟する必要がある。
インターネットメディアはニッチ市場からとりにいく場合が多いので売上規模の上限が出やすく、何より数年で事業環境が変わってしまう。
再生エネルギーは規制によるところが大きいので、企業自身による可変要素が少ない、等々。

本記事では業界内でも収益性の高い企業を取り上げており、それぞれ独自のビジネスモデルが見えて非常に興味深いです。
まあ、営業利益率といっても、IFRSでの調整後営業利益もある。
そもそもが、売上の定義も決まってくる。無償支給にして、加工賃だけを売上にすれば、営業利益率は上昇する。
本当の実力は、一人当たりEBITでは?
営業利益率は業界的に大きく異なる結果から見るに、企業に強さは業界平均からの乖離率で見ないと見間違ってしまう。また、ROEの数字自体には意味はなく、資本コストとの比較で検証すべき指数だと思う。
インターネットメディア業界の利益率ランキングは面白い。トップはカカクコムの46.9%。
やはり、キーエンスは最強。

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