【新】ヤマト悲鳴。もうアマゾンで「買ってはいけない」のか?
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注目のコメント
私もこれは、ヤマトがちゃんとアマゾンと条件交渉することを怠ったという経営の問題だと思っています。下請けはツライよ、と被害者ヅラしている場合ではないでしょう。
なお、再配達問題については、以前の宅配ボックスの記事にあった、「この場所に放置しといていいよ」と受取側が指定するのではいけないのか?というのがずっと疑問です。アメリカの我が家ではこの方式で全く問題ありません。なくなったり盗まれたりしたらお金を返すかもう一度発送するかです。個別対応するコスト(単価x発生率)と、再配達のコストを比べてもなお、再配達するほど、日本は盗難が多いのでしょうか?それとも何か規制があるのか?個別対応コストを誰が負担するかでもめているのでしょうか?本日から3回にわたって拙文を連載していただくことになりました。「字数制限がなくなったチワワのコメント」くらいの感じで読んでいただけたらと思います。
核家族化による世帯数の激増と家族世帯のダウンサイジングという新しい現実は、あらゆる業界に新しい顧客の問題を引き起こす。 たとえば、我々のコーヒー消費も同じで、かつての家族消費が激減し個人消費にシフトした。かつてのドリップ式コーヒーメーカーも一杯のコーヒーを淹れるには不便極まり無い。だからネスプレッソやネスカフェドルチェグストといったカプセル式のシングルポーションマシンがその新しい問題を解決した。ソリュブルコーヒーのネスカフェも、一杯だけの少量の水を沸かすのが不便極まり無くなったから、ボタンを押すだけで美味しいネスカフェを飲めるバリスタマシンを開発した。
宅配便市場も、一人、二人世帯の激増と共働きの増加でEコマースが激増する恩恵に預かったが、共働きによる自宅不在の時間が長いという新しい現実に気づかず、顧客の新しい問題解決を怠ったことが問題の本質だ。顧客の問題解決というマーケティングを怠ると、新しいビジネスチャンスを逃すだけではなく、顧客の信頼さえ失いかねない。この新しい問題解決に、私ならウーバー方式の新しい宅配システムを構築する。ドライバー不足も、健康で一般運転免許を持つ退職高齢者を活用する。インターネットを駆使した問題解決が不可欠だ。