【360度カメラ】多摩少年院が挑む「罪悪感の乏しい少年」の更生
NewsPicks編集部
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家族の再統合については法務教官の方々もかなり苦慮している。退院式にお迎えに行くとき、保護司さんだけで家族が引き受けを拒否したり、遅刻したり、そもそも来なかったりするケースもみてきた。だから、なるべく少年と保護司さんだけにしないよう、ひとり以上、できるだけ多くのスタッフで退院の日、出迎えるようにしている。
何もしなくていいけれど、退院式にひとり、家族も誰も迎えにこない光景を見て、子どもたちが罪の意識とともに立ち直ろう、やり直そうと思えるかと言えば、これは大変厳しいことだと思う。ただそこに、多くの大人が出迎えに来てくれていたら、何か支えられ、期待されている気がするんじゃないかと。そういったボランティアもあっていいのではないかと最近思ってます。少年院入院者の家族構成は、実父母31%に対して、ひとり親家庭は54%。ひとり親の割合は年々高まっています(※1)。ルポにあるように、少年院の現場では「家族の再構築」を目指しています。
少年犯罪の問題とは、子どもたち個人の問題ではなくて、社会全体の問題なのです。
※1 犯罪白書平成28年版(法務省)
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/63/nfm/n63_2_3_2_4_1.html実は、非行少年は、良い子です。
こころはキレイです。
ただ、大人が汚しているのです。
矯正所の公務員さんたちにプチヒントになれば良いのですが。。。
【ピンチはチャンス】崖淵に立てば分かります。
https://www.workmental-cafe.tokyo/single-post/6