ホンダ:EVは専用車を中国・欧米に投入へ-完全自動運転は25年めど
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八郷社長は伊東前社長が敷いた「2020年ビジョン」と完全に違う道を進む「2030年ビジョン」を発表した。2020年ビジョンのキーワードは牛丼と揶揄された「早く安く!」。2030年ビジョンは「移動と暮らしの進化をリードする」に変った。
効率経営と「Hondaらしさ」の両立を実現し、その果実を先端技術開発に積極的に投じ、モビリティ技術のNo.1を目指すとする。過去の経営の混乱を脱し、将来に向けた覚悟を固めた強いメッセージであった。
2018年の中国専用EVは既存プラットフォームを使うが、2020年にはVWと同様なEV専用プラットフォームで世界を攻めるつもりだ。
自動運転はレベル3の実車を高速で2020年に、レベル4の技術の確立を2025年までに独自に目指す。これに、Waymoとのレベル5の共同開発も同時進行する方向だ。
いろいろ迷走を続けたHondaの攻勢がここから始まりそうで、非常に楽しみな展開となった。マガジンX7月号で「2030年ビジョン」をスクープしました。
ホンダ広報部は「先進技術を見せるのでマガジンXは呼ばない」と説明しました。スクープ誌ですから、見せたくないものを見せろとは言いませんが、八郷さんのプレゼンもオミットするのは、何だか解せませんね。
もちろん八郷さんへのインタビューは受けてもらえません。まぁ、自分なりに頑張って取材を続けます。