【落合陽一】ポストウェブの人間・経済・日本
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注目のコメント
消費が減退するという点において、人口減少は深刻な問題であると私は思いますが、生産の自動化を促進するという点においては、確かに人口減少が追い風になるのかもしれません。
そうであれば、今真剣に取り組むべきは「一億総活躍」ではなく「一億総手抜き」、「一億総消費」であり、旧来の産業構造を精神論で守ろうとすることではなく、真新しい生産消費の構造を先陣を切って世界に提示することではないでしょうか。
移民政策にしても、労働者や技術者を取り入れるのではなく、知的成熟度が高い消費者たり得る、近隣諸国の富裕層高齢者を取り込むことこそが重要であると考えます。
先日、嵐山に一軒家を保有する中国人の老人と話しましたが、ビザの関係で日本には1ヶ月しか滞在できないことをぼやいていました。「知的に未熟な労働者を受け入れていたら治安が悪化するのは当たり前だろう。知的労働者にとって日本は全く魅力がない。なぜお金を落とす高齢者を呼び寄せないのだ」と。
私は日本が今後、生産立国として立ち回ることについては極めて悲観的ですが、一大消費大国になり得る潜在力は極めて高いと思います。
まさに「東洋のパリ」ですね。
https://newspicks.com/news/2279374/アジアが世界の覇権を担う時代、東京はアジアのNY(経済の中心)にはなれないのだから、文化的価値で存在感を持つパリのような都市になれるか。それが最も「美しいストーリー」かと思います。
パリで歩留まればラッキー。少し油断するとかつては栄華を誇ったが・・・というようなポルトガルやギリシアの都市のようになってもおかしくありません。20年で深圳のような都市ができてしまう時代。50年で都市が寂れてもおかしくないのですから。