ヒーロー不在の『応仁の乱』で37万部超。地味すぎる中公新書の快進撃
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書籍人として快哉!
ネットやアプリ界隈の人と話すと、情報の価値をフローにしか求めていないことに驚く。
同時に、私が情報の価値はストックにあると信じていることに驚かれる。
車の両輪なんですけどね、きっと。最近の世情はちょっとフローに傾きすぎかな。
なので、こういう記事にちゃんとPickがつくことがうれしいです^^
注目のコメント
ハードコアなのに売れる。「新書の極北」を人々がきちんと求めているということに希望を感じるし、自分もこういったある種の揺り戻しの流れに沿っていろいろとやっていきたい。
「新書は不思議なメディアで、今という時代に読まれないといけない。でも、すぐに古くなってしまうようなものではいけない。じっくりと考えるためのメディアだからです」応仁の乱って歴史で習ったけど大河ドラマとかにはならないし、知ってるつもりで時代背景などよく分かってなかったので、この本は話題になってるみたいだし、新書で値段も高くないのだから、この際しっかり勉強してみようかな。
という人がたくさんいたのでしょう。自分もその一人。
【追記】中公新書でお勧めは、『アダム・スミス-道徳感情論と国富論の世界』堂目卓生著、です。経済学の始祖として有名なんだけど、、どんなこと書いたんだっけ?という「応仁の乱」的なスイートスポットに入ってしまいがちな哲人アダム・スミス。読んでみると非常に分かりやすい。中公新書書かせてもらった立場から言うと、優秀な編集者がとても丁寧に見てくれること、新書とは思えないくらいの分量を書けることがいいものにつながっていると思います。