「日本製3%」で沈むアパレル工場が生き残る道
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注目のコメント
こういう記事を読んで違和感を感じる。
はっきり言って地方の縫製工場は外国人実習生なくして成り立たっていない。が、写真やホームページは意図してそれを避けている。
「日本製」といいつつ外国人が作っている現状をなぜフォーカスしないのか?
近年手頃な日本製衣料が売られているが、あれは全て最低賃金で働く外国人のチカラが大きい。
そして彼らは母国の何倍もの賃金を得て喜んでいるのだ。アパレルの輸入統計から海外製は97%と分かりますが、過剰生産のため廃棄も非常に多いです。消費率で見ると結果は違うかもしれません。
工場の生き残る道として、働く環境の整備、働き手の確保、自社ブランド、工場同士の連携とあります。
アルバイトを含めると縫製業界の平均年収を含めると200万程度、社員でも月収15万とかざらでしょう。環境を整備したところで作ることが好きという人しか集まらないと思います。
職場は女性が多く、結婚等で辞めてしまうことも多々あります。
"ヌッテ"という縫製職人とのマッチングサービスのように第三者が間に入り適切な報酬で仕事を受けたり、在宅でも仕事をできる仕組みが必要だと思います。"現代の奴隷制度"とも言われる外国人技能実習生制度も問題です。
自社ブランドについて、取り組む工場さんも多いですが上手くいっていないところが多いでしょう。作るノウハウはあるがデザインして売るノウハウはありません。デザインして売ることについてはプロを入れて中途半端にしないこと、デザインの分からない社長がデザインに介入しないことが重要です。プロを入れても難しいですが、上手く運営している企業があるのも事実です。
「ファクトリエ」の山田さんが東洋経済に書いてくれるのは貴重ですね。3%は人口に膾炙しているが、実は数量ベース。金額ベースだと26%くらいが日本製。
工場に人を集めたいならルンバなんて買うよりもまず給料を上げる。年金もらってる地元のじいちゃんを安く雇っているから操業できる工場ばかり。
ちなみに中国ですら繊維工場には人が集まらなくなっている。他の仕事がもっと美味しいからだ。
史上初めてとなる「美味しい工場」を作らない限り繊維製造加工業は経済発達した国からは減るという方程式は覆せない。
ファクトリエに史上初めてとなる「美味しい工場」が創り出せるとは到底思えない。