ザッカーバーグのハーバード卒業式スピーチが感動的だったので日本語訳した。
コメント
注目のコメント
NPはROM専のユーザーだったんですが(笑)初めて自分のブログがNPに取り上げられたの嬉しいです。ま、僕というよりザッカーバーグさんの力ですけど!
皆さんのコメントで僕の訳や紹介文にもコメントいただいてありがとうございます。昨日から凄いアクセスが続いていて、勢いでやってよかったなと思っています。本文中にリンク貼ってあった『若い頃のザッカーバーグの失敗の話と、そこで日本社会ならではにできること』というブログの方も、NPユーザの方ならきっと楽しんでいただけると思うのでぜひどうぞ↓。
https://note.mu/keizokuramoto/n/nd63f8835f373他のメディアでは、ザッカーバーグがBIを支持した!という論調で拡散しているスピーチですが、それは本質的な事では無いと思ってます。
制度としてのBIとは無関係に、1日1ドル以下での生活者が激減してる事から、社会保障としてのセーフティネットが拡充している事はわかります。結果として今日・明日を生きる事だけに集中しなくてはならない人が過去より減ってきています。
その結果、アテンションがより未来に向くのは人間の特徴です。(他の動物は長期の未来予測ができないので、そんな事が起きません)
人は圧倒的な未来予測能力を持つので、結果として未来への期待と不安(=未来予測に伴う感情の振れ)に現代人は翻弄されるようになりやすくなっているのかも知れません。
ここからわからのは、文明が進歩するほど、精神安定のために「人は生きるため以上の何かを必要とする」という事です。
BIが実現したら「好きな事をする」とか「遊ぶ」とかいった事が大事になると言う論調があります。しかし実際にはその「好きな事」や「遊ぶ」にも社会性が入りヒエラルキーができる可能性が高いと言えます。
更に人の未来予測の能力が発達しているせいで、隣の芝が青く見えたり、フリーライド排除機能が出る杭を打とうとするのも変わらない。
それらは学校でイジメが無くならないのと同じで、BIの時代になっても、何一つ変わらない部分はあると言えます。
そう考えると、人の精神安定に寄与するのは、むしろ集団生活で獲得した能力である「共感性」を満たすための、以下の条件と考えられます。
・社会での役割を持つ
・その使命を果たし貢献している実感を持つ
(周囲の人から認められている事が感じられる)
文明の進歩に伴い今日・明日の生存の心配が薄れるほど、これらの事は、脳内の処理の優先事項として、より強くフォーカスがあたる事象と言えます。
このように、今後の社会で必要なのは、各人が「使命と感じられる役割」と、「使命を全うできている実感」を持つ事だと私どもGROOVE Xは考えています。
世界中の人々に対してその手助けするプロダクトも作っていきたい。それが私達の目標です。
ザッカーバーグはあれほど成功した後でも、まだ私どもと同じ未来を見続けていると思うと、勇気付けられます。
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