在宅勤務者に「オフィス勤務か辞職」を迫るIBMの、真の思惑
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注目のコメント
IBMのこのケースを、日本で認識されている「在宅勤務」と同じものと捉える人が出てくることを懸念します。
IBMの「在宅勤務者」は、週5日ずっと自宅で勤務していてめったに出社しないような人たちです。またその自宅も出社するのに、飛行機に乗らなければならないようなところにあります。 こうした人達が40%もいるのですから、月1回F2Fの会議を開こうとすると、その交通費もばかになりません。
こんなIBMのケースと、週に1回自宅で勤務それも呼び出しあればすぐ出社、という日本の在宅勤務をいっしょくたにして、「ほれ、やはり在宅勤務なんか認めるべきでない」という浅薄な輩が出てくることを憂慮しますま、このニュース見た時から怪しいと思いますよね、業績下降時ですから。そしてそれっぽい理由のオンパレード、はっきり言ってリモートワークの是非を問うには参考にしてはいけない事案だと思います。
前もコメントしましたが、業績絶好調時に変える会社があれば、そのジャッジは参考になります。
個人的には人間そんなに強い人はいないので、万人へのリモートワーク適用は大反対。良い意味での依怙贔屓として、パフォーマンスが伴うものだけ適用し、パフォーマンスが落ちたら即刻解除、そのくらいやらないと制御できないと思います。長らく勤めた私としては、とても残念な記事です。
まだ友人も多く残っており、悪くは言いたくないですが、これがIBMという企業の今の姿なのでしょうね。
かつてのIT業界の王者も、役割を終えたのかもしれません。
感慨深いものがあります。
でも日本IBM出身であることを、生涯誇りに思って生きるつもりです。