グーグルの海賊軍団「ATAP」 —— 伝説的なリーダーがフェイスブックに移籍した後、どうなったか
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前任のレジーナ・デュガンも、現在のダニエル・カーフマンも、GPSやインターネットを開発し、最近ではiRobootやSiriを生んだ、DARPA(国防高等研究局)の出身。
人材的にはムーンショットを目指すに最適だが、一方で現在のアルファベットの姿勢を見ていると居心地はあまり良くなさそうな……
DARPAについては以下を
インターネット、ドローン…技術革命を産む「最強研究機関」の正体
https://newspicks.com/news/2255946ATAPのもともとの役割はGoogle、アルファベットグループにおいては、xカンパニーが勤めている。
「現在のATAPは、突拍子もない研究開発プロジェクトに取り組むのではなく、すぐに市販化できる製品を送り出す製品開発部門のようだ。ATAPのエンジニアとソフトウェア開発者のチームは、コンシューマーハードウェア部門のセールススタッフと密接に連携するようになった。」
とあるように、
ATAPの役割はモバイルやスマートホーム分野における新機能の開発くらいにトーンダウンしてしまったようだ。とはいえその技術は健在のはず。3Dスキャニングのプロジェクトタンゴや、セキュリティのボルトは素晴らしいと思う。
モバイルにフォーカスして研究に集中してほしいという意味では、今のアルファベットの方針にも合うと思う。
ATAPはGoogleの一部門、アルファベットグループでGoogleは稼ぎ頭で厳しいモバイル競争にも勝っていかないといけない。結果が求められるのもやむなしでしょう。こういう方針だからこそ、今年、デューガン氏を手放したのだなと納得できる記事でした。
しかしパイレーツと呼ばれていたのは知らなかったし、ロゴもなかなか衝撃。秘密研究所というイメージだった。