大手銀行、収益力テコ入れへグループ内再編に動く
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組織内再編をわかりやすくまとめた記事としては評価できるが、全てが低金利を背景とした収益力強化の話ではない。
みずほは、マイナス金利実施の一年以上前に資産運用を銀行・信託・証券に続く第4の柱として標榜、その一環の再編である。
MUFGの信託からの法人融資移管は、10年越しの経済合理性とポリティックスの綱引きの結果。
SMFGの証券再編は、日興を買収したときに既にオプションとして考えられていたものの、時間をかけてじわじわ合併に向かわせる展望のもとでの再編。
足元の収益環境で慌てて再編した結果であり、熟成させた案件と見るべき。
SMFG銀行がグループ再編をして、規模のメリット追求や重複機能の集約に力を入れるのは分かるけど、フィンテックは別次元で金融業界の根底を変えると思うし、新しいビジネスモデルの構築に力を入れないと厳しい時代を迎える事になりそう。
逆に金融を活用しながらの地域に根ざしたビジネスはチャンスは大きいと思うし、銀行のビジネスモデルも多様化して発展する未来だと良いですね。スピード感がないよね、mufgにせよsmbcにせよ、決断に何十年掛けてんだろう。詰まる所、人事処遇ポストの問題だったり、行内ポリティクスとか内輪の事情でしょ。そうやって先送りしてるうちに、フィンテックやら外部環境がどんどん動いてるから、常に後手後手。日本のメガバンは、何年経っても、世界のリーディングバンクにはなれないな。