スタジオジブリ復活 宮崎駿監督「引退撤回」で新人募集
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日本の会社は、しっかりと職人芸を体系化して、次世代へノウハウを継承させるのが下手だと感じる。
なぜ流行るのか分析して、どう作品と販売チャンネルを組み立て、PRし、ディストリビュートさせるのか考えないといけない。その得た知識を体系化した上で、次の作品にどう活かすかが未熟なんだと思う。ノウハウが属人化し、職人芸になると産業が本当の意味で育たない。
世界で戦うために、ディズニーから優秀な人をヘッドハンティングくらいしてこれないのかな。。。
注目のコメント
やった!やった!そうですか.
引退撤回は,鈴木敏夫プロデューサーにうまくいなされてうやむやになるかと思ったのですが,作画募集(しかも新人)ということは絵コンテが相当進んで,話の終わりが見えたということですね.
「風立ちぬ」から4年.ルパン三世から宮崎駿を見続けてきたファンとしては引退撤回は嬉しいニュースでした.ただ,先日のNHKスペシャルを見て気になったのは,宮崎監督のペンの運びが遅くなったこと.「もののけ姫」のメーキングなどを見ると分かりますが,全盛期の宮崎監督のペンの運びは凄く速かった.宮崎駿は原画から自分で修正していく監督.今や全盛期の勢いはなく,心配です.
「君の名は。」の作画監督の安藤雅司や,「この世界の片隅に」の監督の片渕須直もそうですが,現在,日本のアニメが元気なのはスタジオジブリのスタッフが散ったから.もう彼らはジブリには戻ってこない.だから新人募集なのでしょう.宮崎駿は教祖のような存在ですから,質はともかく人は集まるかもしれない.新人ということは宮崎駿は作画の大部分に手を加えることになることが見えている.心配です.
結局,スタジオジブリは宮崎駿と高畑勲のためのアニメスタジオ.後継の監督を育てることができなかった.エヴァンゲリオンの庵野秀明(ジブリ出身)に後継者としての打診があったそうですが,宮崎駿の色のついたスタジオには入りたくないとということで拒絶したらしい.気持ちは分かる.
コメントにあった「昔からの大切な仲間を亡くし」というのは,色彩設計の 保田道世さんや二木真希子さんのことですね.あと,スタジオを離れてカフェを経営している動画担当の舘野仁美さん他のベテランが戻ってくるか?
宮﨑駿も76歳.本当にこれが最後ですね.
何かで読んだことがある.クリエーターが引退を決めるのは老いで手が動かなくなった時.けれど,引退してみると,それまでのしがらみがなくなり,自由にできる環境で,創作活動ができるようになる.すると,これならまだまだできそうだと思い,引退撤回をする.そんなこんなで,引退と復帰を繰り返すとのこと.
ジブリ関係者が見ているかもしれないので,自己紹介を一つ.
「私は東大の航空宇宙工学科にいます.堀越二郎の後輩です.飛行機の話だった場合,何かご協力できるかもしれません.」
ファンです.語り過ぎました.NHKの取材班が既にドキュメンタリーの密着を開始してそうですね。また、口にタバコをくわえながら、めんどくさい、とか言ってそうです。
ただ、これは日本的と言いますか、ピクサーのように複数の監督や脚本家を採用するビジネスモデルと違って100%宮崎監督に依存するのはリスクでもあります。
結局、数十億円の制作費をカバーするには100億円近い興行収入が必須。
ジブリも宮崎駿さんの息子さんや、複数の後継者を育成してましたが、結局、誰1人として後継者として育たなかった。たぶん、唯一の例外が不思議の海のナディアやエヴァの庵野さんでしょう。
引退撤回を見ると、ジブリはビジネスというより宮崎駿監督作品をつくる、まさにスタジオなんだと思います。別に、それが悪いわけではない。
3年後の公開が楽しみです。新人でクオリティは保てるのでしょうか。。。
期待はありますが、先のNHKスペシャルでも監督の衰えを感じたし。
とはいえ、実力のあるアニメーターがジブリに行く(戻る)のも、今後の生活もありますし厳しいでしょうね。
以前の製作部隊を解散したことは、ジブリにとって痛いと思います。
そのおかげで、当事のスタッフが各所で傑作に携わっている訳ですが。