趣味に熱中しすぎることは、生産性を低下させるのか
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注目のコメント
J-Waveの「STEP ONE」という番組に出演してきました。
その時の主張をまとめます。
若者がアイドルに熱中するのは結構だが、少しずつ年相応のものへと関心を向けるようにしないと人間的成長はない。
趣味を否定する気は毛頭ないが、趣味は趣味として節度を保ち、熱中しすぎないことが大切だと思う。
自分を成長させるためには、あらゆることに目を向けるのも重要。大局観に立った判断をしていくためには、守備範囲を広くせねばならない。
リベラルアーツという言葉にもあるように、多彩な教養を身に付けていかないと、これからの国際社会を生き抜いていけない。
もっと激論を戦わせたかったが、時間に制限があって残念でした。伊東さん、J-WAVE STEP ONEへのご出演ありがとうございました。熱いお話に時間が足りないくらいでしたね。
オタク文化云々は一旦置いておいて、趣味を持つこと、一つのことを深く掘り下げて愛することは純粋な喜びだし、素晴らしいことですよね。しかし一方で、広い視野を持って思考することも同じくらい重要です。例えば私はミュージシャンなので趣味が仕事になったようなものですが、音楽を通してそれにまつわるファッションやカルチャー、歴史や思想、文学からはたまた数学まで(音楽理論ってとても数学的なので)、興味は尽きません。穴を掘ると同時に空を飛ぶような、趣味の世界は深まるほどにまた広がるものだと思います。そしてどこから掘るのか、スポーツなのか、アニメなのか、文学なのか、音楽なのか…何を趣味にするかは個人の感性だし自由です。この深くて広い視点は仕事や人生を豊かにするためにも大切なことなんじゃないかなと思います。
ということで、私としては趣味に熱中しても良いと思います。いや、もっと熱中してほしい!もっともっと熱中していたい!もっともっともっと…
(カーン、カーン、カーン!)