AbemaTVのサーバコストは「月数千万円」 藤田社長が明かす
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サーバーコストというのはおそらく純粋なインフラ部分のコストの事だけを言っているかと思うので、この部分が全体のコストのわずかな部分だという事に違和感はあまりないですね。
クラウドだから安くなるのではいう方は多いですが、ただクラウド化しただけで安くなるというのはあまりなく、システムの負荷に合わせてリソースを動的に変えられるから、きちんとそういう運用ができていれば安くなることは間違いないですけど。
ただ現在のシステムの運用でも一番お金がかかるのは結局人件費だと思うので、そこがどのくらいかかっているかが知りたいですね。
何十年も動いていて超安定して枯れているシステムの運用コストは高くはないですが、abematvの動画配信システムは確かスクラッチで作っているはずなので、安定運用しているとはとても思えないんですよね。そもそもAWSのようなクラウドだって何の前触れもなく突然停止したりするわけで、それに対する対策などもあらかじめ立てておかなくてはならないですし、いざという時の人員確保もしておかなければならない。
特に難しいのがパフォーマンスの問題です。性能問題はエラーが発生しているわけではないので原因の特定が非常に困難です。パフォーマンス上の問題を抱えて作ってしまったシステムを改修することは容易ではないので、そうなると運用コストをかけて維持するしかなくなったりするんですよね。
こういう話はクラウドになったから解決するわけではないので、引き続きシステムアーキテクトの仕事というのは難度が高く、良い人材は今後も奪い合いになっていくでしょう。
注目のコメント
逆にそうなのであれば金さえかければ参入は容易なのではないか?との質問にUI/UXのノウハウや番組制作の能力は高いので真似できるもんなら真似してみてよくらいの自信があるような答えを貰いました。恐らくAmeba Blog的なポジションでテレビっぽいプレミアムがあって芸能人が出演してくれそうなのと、芸能界との繋がりが強固な事は強みですよね。
AbemaTVは、良かれ悪しかれ多くの人が慣れ親しんだ地上波的ノウハウとリソースを強力に投入した番組制作と24時間のコンテンツ配信という点で、競争競合の乏しいポジションを独走しているように見えて、番組単位でのお試し的なネット配信でも、海外勢が圧倒的に強い定額見放題モデルでもない、動画コンテンツビジネスの日本モデルとしてなんとか生存してほしいという期待を込めつつ注目している。
これ、ホントですかね。
CDNの契約体系が仮にアクセス数や帯域に関係ないとしたら相当な画期的契約ですし、他のサービス事業者怒ると思いますよ。
サーバっていうとAWSのEC2とかS3的なものをみなさん想像されていますが、動画で1番コストかかるのはCDNです。
【追記】
藤田社長がCDNのことを言っていないのだとしたらその通りだと思いますし、ひょっとしたらAbemaクラスになると上限なしプラン的な裏プランもあるのかも、と逆にワクワクもします。