日本マクドナルド、今期予想を大幅上方修正 改装などで客数増に
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四半期毎の 売上 / 営利 / 純利 を過去4年間で時系列比較。(数字はIRさらっと目を通しただけなので若干の誤差あるかも…)
こう見ると、2017年1Qは、鶏肉偽装問題前のベースと比較しても良し(特に営利・純利)。改善過渡期の昨年1Q比較だけだとYoYは当然良く見えるけども、ほぼ改善されてきた昨年3Q,4Qと比較しても良し。
このままいけば2013年以来の水準で着地しそうですね。(利益率はその時以上?)
平成25年度(2013)
1Q : 659億 / 33億 / 19億
2Q : 638億 / 37億 / 26億
3Q : 676億 / 31億 / 19億
4Q : 631億 / 8億 / ▲13億
通期:2604億 / 115億 / 51億
平成26年度(2014)
1Q : 623億 / 24億 / 12億
2Q : 587億 / 11億 / 6億
3Q : 512億 /▲32億 /▲93億 (鶏肉偽装)
4Q : 501億 /▲69億 /▲143億
通期:2223億 /▲67億 / ▲218億
平成27年度(2015)
1Q : 408億 /▲99億 / ▲146億
2Q : 444億 /▲84億 / ▲116億
3Q : 523億 /▲25億 /▲30億
4Q : 519億 /▲26億 /▲57億
通期:1894億 /▲234億 / ▲349億
平成28年度(2016)
1Q : 522億 / 1億 / ▲1億
2Q : 527億 /▲1億 / 2億
3Q : 603億 / 38億 / 31億
4Q : 614億 / 31億 / 21億
通期:2266億 / 69億 / 53億
平成29年度(2017)
1Q : 610億 / 64億 / 76億
2Q : ?
3Q : ?
4Q : ?
通期:2460億 / 150億 / 145億(予測)マックは信頼の回復というより、顧客参加型のイベントやインパクトのあるワード(裏メニューやマクドナルド総選挙)を多用することでここまでの売上まで戻しました。
マーケティングが功を奏しています。
おみごと!イベントや店舗改装で、好調が維持できるか疑問。高齢化社会に最も弱いフード業界の一つだろう。また、足元のアルバイトの時給上昇の影響も受ける。地域毎の好調、不調のデータを見てみたいものだ。
食の多様化が進む中で、マクドナルドのチャレンジは続くのだろう。何もしなくても、マクドナルドが好調を維持するとしたら、それは日本が貧しくなってる証拠かもしれない。