経産省が「FinTechビジョン」公表 IoTやAI技術で金融イノベーションを
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この春に出ているNRIのIoTロードマップと大きくは変わりませんが、キャッシュレスが中心になることで、より個人や企業の信用(クレジット)の評価が重要になるということですね。言い換えれば過去の実績に裏付けられた期待値の評価ということになります。
FinTechは社会インフラを形成する一部なので、本来であれば、既に預金、融資、決済機能を持っている銀行が有利だと思うのですが、リアリ店舗を不要として行くコスト意識について行けなければ、銀行そのものが、淘汰されることになりそうです。
引用
検討の結果分かったことは、まず経済活動の担い手「お金」の形態と流れが変わり(キャッシュレスのクレジットカードや電子マネー)、信用、リスクのとらえ方や担い手も変わるということ。つまり第四次産業革命やSociety5.0で象徴される経済活動の変化が生まれるとしている。その原動力は、ユーザー基点のイノベーションであり、それを担う起業家精神を持つ人々だ。FinTechビジョンは以下の4つとのこと
(1)キャッシュレス社会の実現
(2)すべての取引のデジタル化
(3)そのための企業の経営力・生産性改革
(4)FinTechイノベーションを生み出す環境づくり
ぜひ、コスト効率の改善だけでなく、イノベーションを生み出す方向に進んでほしい。このニュース、聞いた瞬間に違和感ありありではありませんか。なぜ金融の監督官庁である金融庁と連名じゃないのでしょう。ほとんど喧嘩を売っているか、業界の形が決まらないうちに「金融庁に独り占めさせないぞ」と、横から縄張り分けを主張しているようにしか見えません。監督官庁と歩調合わせをしてくれなかったら、フィンテック企業と組んで前に進んでいく金融機関は混乱必至で大迷惑の可能性大です。民間無視の縦割り行政と官庁間の縄張り争いは、いい加減にやめていただきたいと思わされます。ちゃんと関係官庁で調整して、共同歩調でことを進めてほしいです。またもや、日本のフィンテックが遅れをとることになりかねません。