アマゾン、MS、グーグルの決算報告に見る各社クラウドの今と狙い
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非常に重要な記事。
クラウドのターゲットを企業顧客として見た場合に、端的に言うと3社のアプローチは以下のようになるでしょう。
◼︎AWS
IaaS領域からPaaS領域まで拡大させたサービス群を「全てをクラウドに載せ替える」ビジョンで展開する。
◼︎Microsoft
O365やDynamicsをはじめとしたSaaSを呼び水にして、企業のハイブリッドクラウドニーズを的確に捉える。
◼︎Google
AIを核にしてクラウドを企業顧客に展開
ここから言えるのは、これら3社のクラウドベンダとアライアンスを組む上では、顧客の抱える問題点を的確に解決する手段としてのクラウドを適切に選定しないといけないということです。
ただシェアが高いからという理由でAWSを使っている企業も多いでしょうが、それでは顧客の問題解決にはなりません。
たとえば、一事業部門で国が推進する働き方改革を推し進めたいという要望があったとして、どのようなアプローチを取るか?
・現在の近代の状況
・現在のコミュニケーションの方法
・情報共有の方法
・セキュリティ規定
などをきちんと把握し、さらに現時点から何の指標がどう変化すれば解決と言えるかまでじっくり要件を詰める必要があります。そこまでやって初めて、O365なのかGSuiteなのかを選ぶという流れです。
顧客のどの部門のどのようなシステムにおいてどんな問題があって、どうすれば解決できるのか?そこまでしっかり踏み込まないとクラウドの提案もできない時代になってくるでしょう。AWSが先に開始したのでマーケットシャア率は高く、その後の施策もPDCAを高速で回しているために、他社が追随しにくい状況になっています。
とはいえ、機能面、サービス面、価格面等、三者三様で特徴があります。現在使っている状況、使用目的、ユーザビリティ、セキュリティ等を多角から比較検討することをオススメします。
有益なデーターを取り込み、BI 等で作図の時間を省き、AIで有益なアドバイスを受けることに焦点をあてるといい製品に巡り会えるかもしれません。
下記に特徴が書いてあります。
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/spv/1704/03/news05.html