空母、北朝鮮攻撃圏内に=THAAD「数日」で運用可-米司令官
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この地域での米国の攻撃能力は、いま最高レベルに達した。(1)巡航ミサイルを搭載している原子力潜水艦「ミシガン」は釜山に寄港したあと、日本海に向かう。150発以上のトマホークを搭載している。潜水艦から発射される巡航ミサイルを北朝鮮が防ぐのは難しい。(2)グアムから飛来した戦略爆撃機のB1とB52も朝鮮半島周辺の上空を定期的に飛行している。戦略爆撃機は核戦力3本柱のひとつ。地上の基地が破壊されても上空を飛行している戦略爆撃機は無事だから、上空から相手基地、司令部、ポイントゼロを攻撃することができる。(3)カール・ビンソンを中心とする空母打撃群の戦闘機が朝鮮半島を攻撃して帰還することができる海域に到達している。
ここまで態勢が整った。あとは北朝鮮が「米国の軍事態勢はたいしたことはない」と誤判をしてしまって、核実験と大陸間弾道ミサイルを敢行するかどうかが焦点。そのときは、米国が「金正恩(朝鮮労働党委員長)の(軍事的暴走という)最悪の衝動を抑える効果がなかった」と判断してしまうだろう。ハリス米太平洋軍司令官の言葉は、以上のことを示唆している。あれほど反対していた中国が、THAAD運用を黙認した理由はなんでしょうか?
まさかと思うが、やぶれかぶれになった金正恩が北京に核ミサイルを撃ち込む可能性があったのかも。
追記) 武貞氏のコメント読んで、思わず身震いした。やる時は、初戦で徹底的に破壊しつくすということなのだろう。年内までに配備となっていたTHAADですがいきなり数日で運用可能となる防空兵器なのですね。知りませんでしたし驚きでした。
どこかで戦争が起きそうになったり、起きても速やかに運用できるようなものなのかもしれませんね。