なぜ、これからのイノベーションに「あなた自身の強いビジョン」が必要なのか ~「常識の枠」を出る組織と個人のあり方を考える~
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注目のコメント
共感できる内容。
複雑化した環境下ではイノベーションが求められ、イノベーションを生み出すには「知と知の新しい組み合わせ」を実現する「知の探索」が不可欠であり、それには失敗を許容する環境が前提条件となり、そのためには個人も企業も大きな方向性を共有し得るビジョンをもつことが重要である。
言葉にするとシンプルだが、実際にこれを実現するには、特に大企業および大企業に属する人々の場合は難しいように思う。明確なビジョンをもたずとも、組織全体に慣性・惰性が働く中で、目の前のことに取り組んでいれば「前に進んでいる」感じになりやすいからだ。
では、「前」とはどこか?
どのような状態になれば真に「進んでいる」と言えるのか?
これに解を与えるのが、ビジョンだ。
ビジョンというのは、文字通り「視界」「(未来像として)見えている光景」であり、5年後・10年後に自分(たち)がどのようになっていたいか、の具体的なイメージに当たる。
(関連して、なぜそのビジョンなのか、にひとつの解を与えるのがミッション=使命/社会的意義であり、どのようにビジョンを実現するかを規定するのがバリュー=価値観、行動規範)
ビジョンが必要なのは、何も個人や企業だけではない。急速な少子高齢化という時代の転換点に直面している国家・社会にも、今強くビジョン共有が求められているように思う。組織でイノベーションを起こす為には、「会社」と「社会」を行き来しなくてはいけない。その為の仕組み、副業、評価システムが必要ですね。
WBS卒業生であり、現在博士課程で「知の探索」を組織に属しながら、「会社」と「社会」を行き来している自分には大いに共感出来る内容です。
【本記事より引用】
日本って昔から、「会社」という箱があって、会社と外の境界線がはっきりしています。だけど、これからの時代というのは、イノベーションを起こすための「知の探索」が必要で、そのためにはそれをある程度取っ払ってやらないといけないと思います。それによって、出たり入ったりすることができます。また、完全な自前主義ではなくて、ほかの会社と連携してやっていくというようにしていかないとなかなか難しい。