東芝、主要4事業分社を発表 社会インフラなど
日本経済新聞
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注目のコメント
東芝の社員の方は不安でしょうね。
特に背景が、プロジェクトビジネスを続ける為の建業法の基準をクリアする為だから、尚更後ろ向きに考えがち。
でもグルーバルに考えれば、重電コングロマリットにおける持株会社と分社は、トレンドの最先端。
重電コングロマリットでは、全ての事業を1つに束ねた為に全体の価値を下げる「コングロマリットリスク」を分社化で解消しようとする動きがある。
その意味で、東芝が「主要事業の分社化」=「持株会社を中心としたガバナンス」に切り替える事は、皮肉な事に日立や三菱重工を超えたガバナンス形態を手に入れる事になる。東芝だからネガテイブなコメントが多いが、もしGEやシーメンスが、部分的にそれをすでに実施しつつあると判れば、そこまでネガテイブにはならないでしょう?
各カンパニーが強力なリーダーを見つけれれば、独立性の高い運営ができるし、他事業からのリスクを遮断できる。
また、事業ポートフォリオの組み替えも容易になる。
もし、従来の経営感覚と完全に訣別し、スピードのある経営をカンパニープレジデントが実現できれば、悪い話では無い。