「チーム医療」があるなら、がん患者は「チーム患者」を作ろう
ハフィントンポスト
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病院には、デイルームという入院患者さんがご家族や知人と面会したり、食事したりできるスペースがあります。私たちの病院でもときどき、患者さん同士が仲良くなって互いの病気の話や治療について話が弾んでいたりするのを見かけます。私は心臓血管外科なので、既に手術が終わった”先輩”患者さんがこれから手術の後輩に対してアドバイスしてたり。。。
病気の具合いは人それぞれなので、医学的には先輩患者さんのアドバイスがそのまま後輩に適応されるわけではもちろんありませんが、大きな不安を抱いている術前の後輩にとって、元気に回復している先輩の言葉は(ときには医師の言葉より)ありがたい情報になっているのではないかと、私自身もそれをありがたく見守っています。
全ての患者さんにあてはまるわけではないでしょうが、「チーム患者」を作って前向きに病気や治療に取り組まれている”先輩“たちは、これから病気になるかもしれない後輩の一人としてとても参考になると感じています。