「資産運用ビジネスの新しい動きとそれに向けた戦略」における森金融庁長官基調講演:日本証券アナリスト協会 第8回国際セミナー (金融庁)
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注目のコメント
以下の部分に対して正面切って返答できる金融機関の経営者がどのくらいいらっしゃるかというのが興味深いですね。
「正しい金融知識を持った顧客には売りづらい商品 を作って一般顧客に売るビジネス、手数料獲得が優先され顧客の利益が軽視される結果、 顧客の資産を増やすことが出来ないビジネスは、そもそも社会的に続ける価値があるものですか?こうした商品を組成し、販売している金融機関の経営者は、社員に本当に仕事のやりがいを与えることが出来ているでしょうか?また、こうしたビジネスモデルは、果 たして金融機関・金融グループの中長期的な価値向上につながっているのでしょうか?」森長官の講演内容がストレートど真ん中過ぎてすごい。銀行の皆さんは真正面から言い返せますか?
"しかし、皆さん、考えてみてください。正しい金融知識を持った顧客には売りづらい商品 を作って一般顧客に売るビジネス、手数料獲得が優先され顧客の利益が軽視される結果、 顧客の資産を増やすことが出来ないビジネスは、そもそも社会的に続ける価値があるも のですか?こうした商品を組成し、販売している金融機関の経営者は、社員に本当に仕 事のやりがいを与えることが出来ているでしょうか?また、こうしたビジネスモデルは、果 たして金融機関・金融グループの中長期的な価値向上につながっているのでしょうか?"顧客を不幸にするビジネスモデルはそもそも持続可能性が低く、また顧客と売り手の心はつながってるので顧客の不幸が売り手に伝わるため売り手も苦しみます。もしも金融庁長官が金融業界に革命を起こし、金融が顧客を幸福にする時代を作れたとしたら、一番救われるのは売り手自身ではないかと思います。