小泉進次郎氏らが提案する「こども保険」に気乗りしない理由
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将来世代への先送りが何を意味するか。
本来は未来への投資だから、今借金して将来成人する子供や孫たちが返せば良い。これはべき論です。
ただ、子供の数は減ります。今生きている人が平等に負担をすれば、一人当たりの負担額は減ります。国債のみに頼れば、これから成人していく絶対数が少なくなる子供たち一人当たりの負担額は今より確実に増えます。
それで良いんでしょうか。今歳を取っている人間の所謂勝ち逃げで良いんでしょうか。もちろん、今の現役世代の負担が増えることは経済にはマイナスです。どうせマイナスになるのであれば、高齢者も含め須らく負担する税の方が望ましい、ここは山崎さんの指摘通りだと思います。
ただ、真正面から増税は難しい、一方で国債のみに頼るのは子供や孫に申し訳ない、考えた末に現実的に実行可能な選択肢を出して来た。これが政治だと思います。理想的な机上の空論ばかり言う人、今が良ければそれで良いと思う人よりはよほど良いかと思います。
注目のコメント
このこども保険については、心底、小泉進次郎に失望しましたね。
もう小泉進次郎には期待できない。財務省の言いなりじゃん。
税金と社会保険は一元化して、歳入庁にすべき。
それで役所をダウンサイジングするべき。
税法も社会保険の仕組みも複雑すぎて喜ぶのは税理士くらい。
そんなフローに課税するなんて時代遅れだと思う。
デフレ期に可処分所得を減らすなんてとても正気の沙汰とは思えない。
カネがあっても使わない時代にカネがなくなったらデフレ脱却は絶望的となろう。
子供たちの教育に使うからこそ、公債発行が合理性を持つのに。
いま公債を発行して、それで優秀な子供たちをたくさん育てれば、その子らが大きくなって、担税者になり、税収を増やしてくれる。
大きくなった子供たちが自分たちの教育のための公債を返済していく。
これこそが経済合理性だと思うが。
インフレ率2%やGDP600兆円も達成できていないこのデフレ時期に緊縮財政なんて時期尚早も甚だしい。
日本の景気を後退させる悪手。
そしてこれが小泉進次郎はじめ、若手議員から出てきた案というのがまた絶望的。
期待値が高かった分失望も大きい。
顔がいいだけ。やっぱ世襲議員はダメだ。コメントされている若林さんと同意見ですがこれはただの増税です。
しかもデフレ期の増税なので景気の後退や税収の減少などこれまでの消費増税の反省が全く活かされていない愚策だと言わざるをえません。
国債ならばだれも痛むことなく教育を受けた子供達が成長し働くくことでのちの税収となって帰っくるのです。
小泉氏のいう「将来世代への負担の先送り」は増税の事だと思います。もう一度財務省以外の人達に意見を求めてやり直して頂きたい。>自民党の若手議員達が、マクロ経済の状況を無視して、いつでも均一に財政再建を目指すことが良いことだと考えるような、いわば「財務省的洗脳」の下にあるのだとすると、それこそ2020年以降の日本経済は大いに心配だ。
気持ちいいくらい同意。ここに尽きると思います。散々叩かれながらもアベノミクスを支えてきたのは異次元と言われた金融緩和ですが、それでも景気回復が実現しないのが、政府が相変わらず緊縮財政を目指していることだし、消費増税や今回やろうとしているこども増税のような消費の腰を折ってしまう政策です。日銀がお金を刷って4割も国債を買い集めたわけですから、日本の財政再建はかなり進んでます。
だから、税金ではなくて国債でやりましょう。元々、将来の日本のため、投資としてドンと教育にお金を費やすのはとても良いことだと思います。
また、子供たちが無償で教育を受けて、専門知識をつけて良い職に就き、高い給料を稼いで、多くの税金を国に納める。教育国債を発行してもそれで回収できるじゃないですか。