なぜシンガポールは異民族が“仲良し”なのか?
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シンガポールのような都市国家を、このような地政学的な側面だけで語るのは無理があるけど、今でも時々シンガポールの雑踏を見ていてよくこのような多様な人たちが共存しているなと感慨に耽ることがある。シンガポールに居ると分かるけど、それは表題にある仲良くというトーンではなく共存という雰囲気がしっくり来る。ただ、文中のフェアネスというのは確かに重要なキーワードで男子は例外なく徴兵に参加しなければならず、30代半ばまで毎年数週間のトレーニングキャンプも課せられている。今の首相は世襲だし貧富の差も強烈だけど、こうした平等性を担保する仕掛けと、公共住宅やホーカーなどリーズナブルに暮らせる政府のサポートがうまく働いている
シンガポール建国の話はもはや地理を超えてしまってますね。地理、歴史はオーバーラップしやすい。歴史でも同じことを学べるでしょうし、切り口は1つではありません。
ブミプトラ政策が依怙贔屓・・・日本人にはわかりやすい説明と思いますが、マレーシアという国の理解あってのシンガポールです。
なぜ、マレーシアがそのような政策をとる必要があったのか、それにも関わらず、マレーシアで活躍する華人系やインド系がいるのかという点は、シンガポールと合わせ鏡のようなもの。
シンガポールで働く華人系マレーシア人が、なぜ、依怙贔屓のないシンガポールには残らずに、依怙贔屓のあるマレーシアに戻ることが少なくないのか。この辺についてのお考えもぜひ、聞いてみたいところです。
マレーシア人がどう考えているか、非ブミプトラ系のマレーシア人にも聞くと、いろいろな意見や感じ方があることがわかります。
このときの注意点は、その人の民族、宗教、所得水準、教育背景、家族の歴史なども考慮する必要があります。よく、「マレーシア人によれば」というときに、実はタクシー運転手やたまたま話をした人の意見だったりと、など偏りがあったりしたりもします。